TBS安住紳一郎アナウンサー（50）が28日、総合司会を担当するパリオリンピック（五輪）の地フランスから、レギュラーのTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」（日曜午前10時）にリモート出演した。
現地午前3時に滞在中のホテルから出演。安住アナはテレビ局の取材事情を説明した。「エッフェル塔の借景、借りる景色について、パリと言えばエッフェル塔が一番いいですよね、パリの空に映えるという感じがありますが、エッフェル塔が背景にある場所が、見栄えがいいということで、世界各国のテレビ局が独自のリポートの場所を借りるんですよね」と語ると「TBSテレビもパリ6区にあるマンションの屋上をお借りして、その屋上に機材をを組み込んで、運び込んで、特設スタジオを作ったということなんですけど、それが結構お金かかるらしいんですよ」と紹介した。
続けて「エッフェル塔が見えるところって、まあいいマンションなんですけどね。屋上と最上階の部屋をセットで…ペントハウスって言うんですか？ペントハウスを持っている資産家と交渉して、かなり高額な賃料をお払いして、一定期間お借りする、ということなんですよね」と説明。他の国のテレビ局も同様で、隣にオーストラリアのテレビ局が入っていることも明かした。
安住アナは「もともと7月下旬ぐらいから8月いっぱいはバカンスに出られるフランスの方が多い、ということで、ドラマとかの撮影に貸し出しすることがよくあるそうなんですけど」と話すと「私たちも、その資産家のお持ちのペントハウスをお借りして仕事をしているということなんですけど、資産家の部屋なので、家具とか調度品とかそのままにしておいて、機材を運び込んで使っているんですけど、どうなるかっていうと、パリの資産家だから、部屋の中のオブジェがすごい。自分達の作業とオブジェの違和感がすごい」と様子を説明した。
あらためて「パリって芸術の都でしょ。だから資産家の持っている芸術品がずぬけているんだよね。そこでアジア人がせこせこ働いているという対比がすごいな」と繰り返すと「写真何枚か撮りましたので、旧ツイッター・Xにあげておきますのでぜひ見てください」と笑いながら告知も。「大玉転がしの球ぐらいのリンゴのオブジェとかある。階段がらせん階段で手すりのないらせん階段。遠心力で外に振られたら一巻の終わり。おしゃれだなあ、と思って」と、パリの資産家のすごみをしみじみ語った。
