ロックパンクバンドHi－STANDARDやNAMBA69で活躍するボーカル、ベースの難波章浩（54）が23日、X（旧ツイッター）を更新。脳腫瘍のため闘病してきた父の現状を報告した。
難波は21日の投稿で、「昨年、母が他界するとほぼ同時に父に脳腫瘍が難しい箇所に見つかり覚悟も必要と言われていました。しかし病院の先生方の治療のおかげで奇跡的に完全に腫瘍が消え回復したのです」と父のがん発覚から闘病の経緯について説明するとともに、「これから自由に出かけたりしながら、新しい人生を送ってもらいたいと願っていましたが、実は2週間前から突然体が動かなくなり、今は意志の疎通も難しい状況にまでなってしまいました」と報告。「正直、現実の重さに押しつぶされそうになる日々です」と苦しい胸中を明かしつつも、「父を諦めたわけではありません」と前向きな思いをつづっていた。
今回の投稿では「父の容態は更に良くなくて意識が遠のいていってます。でも沢山話しかけてます 腫瘍の転移は全く見当たらず。別で水頭症の傾向は軽くあるけどここまで急速に崩れるのはほぼ無いらしいのです。しかし望みをかけて明後日水頭症の手術を行うことにしました」と報告。手術を受けることについては「良くなるなら本当は傷つけたくないです」と複雑な思いをにじませ、「今日は父にもう母の元へ行ってあげていいとも思いました。先生と良く話し悩みました。完全にとは行かないにしても可能性があるならと手術することにしました。まだ悩んではいますが。麻酔して傷付けるのが可哀想で仕方ないし不安です」と揺れる思いを吐露。「でも生きてるうちに父を紹介出来て良かったです」とつづった。
