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大竹しのぶ、誕生日祝われ「嬉しくないけど…」映画制作陣とサプライズ“合戦”九谷焼贈呈


映画「インサイド・ヘッド2」の来日スペシャルイベントに登壇した左から多部未華子、大竹しのぶ、ケルシー・マン監督

俳優の大竹しのぶ(67)多部未華子(35)が18日、都内で日本語版声優を務めた映画「インサイド・ヘッド2」(8月1日公開)の来日スペシャルイベントに登壇した。

同映画はディズニー&ピクサーの最新作で、主人公の少女ライリーの頭の中の“感情たちの世界”を舞台にした物語。大竹は「カナシミ」、多部は「シンパイ」の声優を担当した。

この日は同作のケルシー・マン監督、ピート・ドクターエグゼクティブプロデューサーらが来日。ケルシー監督は「2013年に来日して日本が大好きになったので今回家族を連れてきました」と親日家ぶりを告白。日本での公開を待ちわびていたといい、「この映画の真ん中にあるのは、自分を受け止めようということ。年を重ねると自意識が強くなる、自分に厳しくなる。外から自分を批判したり自分を責めたりするけど、最終的には自分を愛することを学んでいく。そういうことを込めました」と作品のメッセージを語った。村山佳子キャラクター・アート・ディレクターは「日本では特に完璧であれと社会で求められることが多い。どの感情もあなたのことが守りたくて大好きなんだよということが伝われば」と呼びかけた。

大竹と多部からは来日ゲスト陣へ、石川県の伝統工芸品である九谷焼を贈呈。大竹からケルシー監督に贈呈され、監督は「すばらしい! これから何年も宝物にします!」と感激。さらには、ケルシー監督も大竹に逆サプライズ。17日に誕生日を迎えたばかりの大竹へ、花束と大竹がアフレコしている様子を描いた“思い出ボール”をプレゼントした。祝福を受けた大竹は「お誕生日はそんなにはうれしくないけど…」と苦笑し、「こんなに美しいバラをいただいてうれしい。これからも喜び生きていきます」と感謝した。

マーク・ニールセンプロデューサーも登壇した。

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