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15日に行われた米大リーグのオールスター前夜恒例のホームランダービー(本塁打競争)で、国歌独唱を務めて物議を醸したカントリー歌手イングリッド・アンドレス(32)が、「酒に酔っていた」と謝罪した。
グラミー賞に4度ノミネートされたアンドレスのアレンジを利かせすぎたパフォーマンスに、インターネット上では「史上最悪」などと批判が殺到し、炎上していた。
アンドレスは翌16日にSNSを更新し、「うそをつくつもりはない。昨夜、私は酒に酔っていた。今日、必要な支援を受けるために施設に入所します。昨夜の私は、自分自身ではなかった」とつづり、依存症の治療を受けることを告白した。
続けて、「MLB、すべてのファン、そして私が愛する国に、あのパフォーマンスを謝罪します。リハビリがどのようなものか、みなさんに伝えます。とても楽しいみたいよ」と述べ、関係者やファンに謝罪した。
具体的な症状や治療内容などは不明だが、ネット上には「勇気にいる告白」「あなたならできる。頑張って」「愛している」と、多くのエールが寄せられている。
2018年には、NBAオールスター戦で国歌を独唱したブラック・アンド・ピーズのボーカル、ファーギーが、独自のアレンジを加えたことでネットが炎上する騒ぎとなったこともある。ネット上で、アンドレスのパフォーマンスに、「ファーギーから史上最悪の称号を奪った」とコメントするユーザーもいた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)