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超若手芸人賞レース「UNDER5 AWARD2024」2代目王者は清川雄司「自信はあった」


「UNDER5 AWARD 2024」で優勝した清川雄司(撮影・野上伸悟)

芸歴5年以下の若手芸人を対象とした賞レース「UNDER5 AWARD 2024」の決勝が23日、東京・ルミネtheよしもとで開催され、ピン芸人の清川雄司(23)が栄冠を勝ち取った。

最終決戦は、ハーモニカとハーモニカホルダーを使ったイリュージョンネタで戦った。口にハーモニカを入れて吹きながらホッピングをしつつの縄跳びやけん球芸で、会場を笑いと拍手に包んだ。石田、長田、佐久間、野田、塙の5票を獲得しての優勝。岩崎と哲男はキャプテンバイソンに入れ、ツンツクツン万博はゼロだった。

優勝が決まった瞬間、清川は「やっていいですか?」とMCのニューヨークに確認すると、「しゃ~おら!」と亀田興毅のモノマネを披露。その後、「マジでうれしいです」と控えめに話した。ニューヨーク嶋佐和也は「ピン芸人の優勝で歴史が動いた。賞レースの可能性が広がった」と。最後は清川が優勝賞品のシャーレを手に「しゃ~れ」と亀田のモノマネで本編を締めた。

優勝会見では「めちゃくちゃうれしい。まさかピンでいけるとは思っていなかった」と振り返った。「100万円全部自分のものが一番うれしい」とし、使い道を聞かれると「劇場でオセロが一番強いので、僕に勝った人に賞金であげます」とボケた。

「自信はあった」という。「3票は入ると思っていた。(NSC講師の)哲男さんはボクのネタで腹を抱えて笑ってくれたし、長谷川さんは同じピン芸人。長田さんは入れてくれるような気がしていた」と説明。だが、「あと1票が入るかで緊張した」という。

哲男は「一方的に笑わせてもらって、アドバイスをする余地がない完成度だった」。清川はあこがれを「笑い飯」とした。これに哲男は「笑い飯は全然ない」と一蹴。だが、「アホだなというところはあって、いい遺伝子を植え付けられた」とほほ笑んだ。

今後は海外も視野に入れ、「GODタレントにも挑戦したい」とした。「普段から海外観光客向けの舞台にも出ていて、その方が受けがいいのでやってみたい」と野望を語った。

今回初審査員を包めたマジカルラブリー野田クリスタルは「こんなにレベル高いんですか? 僕らの5年目は見てられないネタだった」とし、「今後戦いたくない」とぼやいた。

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