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「イカ天」人気ミュージシャン、絶頂期に飲食店経営に手出し2000万円失う


カブキロックスの氏神一番(2019年4月撮影)

ロックバンド、カブキロックスの氏神一番が20日深夜、テレビ東京系「じっくり聞いタロウ」に出演。最高月収1000万円を稼ぎながら、最初に飲食店経営に手を出して約2000万円を失ったことについて振り返った。

TBS系「三宅裕司のいかすバンド天国」に出場してスターになったカブキロックス。江戸時代からタイムスリップした設定でリーダーの氏神一番は歌舞伎役者風のコスプレ。さらには沢田研二「TOKIO」をアレンジした「お江戸-O・EDO-」が大ヒットした。

絶頂期で稼いでいた金額について「連載やCMもやっていて、印税と一緒の月で月収は1000万円だった」と話し「ちょっと小金を持っちゃうとね。芸能人の副業とか流行ってたんですよ。バンドで儲かったので、もつ鍋屋やりました」と語った。

28年前、知人から当時流行していたもつ鍋店の経営を勧められ「いいもつ入りますから、全部(私が)やりますから店に来なくてもいいスから」と言われて「全部開店資金を渡した」と語った。その知人に店のデザインから設計、食材の契約も信頼してすべて任せきりにしたという。

開店当日になって「肝心のもつが届かなかった」と氏神は当時を振り返り「写真雑誌や新聞の人も全員きている。とりあえずオープンして『おめでとうございます』とやったんだけど『すみません、あの…閉店します』って」と語った。

報道陣も呼んだものの1度も開店することなく廃業。「その知人は、十何年の友だちだったんですよ。信じたいでしょ」と話し、失った金額について氏神は「2000万円ぐらい」と話した。

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