タレント上沼恵美子（69）が17日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」（月曜正午）を生出演した。番組の1コーナー「ココロの歳時記」で、航空機内で客室乗務員（CA）のエプロンを盗んだとして、警視庁東京空港署に窃盗容疑で逮捕されたピアニストの男（34）の時事ニュースを取り上げた。
男は4歳からピアノを始め、数々の国際コンクールで入賞していた。「女性の制服をコレクションするのが趣味。匂いを嗅いだり自分で着たりしていた」と供述。上沼は「つらいな～」とポツリ。「エプロンか…、匂いがついていないとあかんねんな。売っているような気がするねんけどな」と話すと、北村真平アナは「それじゃダメなんでしょうね」とし、「悲しい哀れな性ですけど」と話した。
音楽家としてエリートコースを歩いたきたピアニストの「転落人生」に上沼は「なんか、本当に、親のというか、自分の進んだ道というか、ちゃんと歩いてきはったから、寄り道をしなかった人やから」と話すと、北村アナは「同情はできないが、抑圧もたくさんあったかも」とした。
上沼は「親の責任ではないけど、反抗期は反抗せなあかんねんやろな。グレなあかんときもあるんやろうな」と子育ての難しさを語った。
