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TARAKOさんはキス魔なお酒好きだった…山寺宏一「ファミレス飲みをしました」思い出語る


会場に飾られたTARAKOさんとちびまる子ちゃん(撮影・中島郁夫)

フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公まる子(さくらももこ)の初代声優で、3月に63歳で亡くなった声優TARAKOさんのお別れの会「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」が15日、都内で行われた。声優仲間ら関係者が集った第一部には約800人が参列。さくら家の「おじいちゃん」友蔵役の声優島田敏(69)や同作の初代ナレーションを務めたキートン山田(78)、生前親交の深かった声優の山寺宏一(62)らが、囲み取材に応じ、TARAKOさんとの思い出を語った。

お酒を飲むことが好きだったというTARAKOさん。共演者たちは、長い付き合いの中、お酒の席を共にすることも多かったという。同作の初代ナレーションを務めたキートン山田(78)は、TARAKOさんとの思い出を問われ、「仕事より飲み会のほうが多いかな…」とポツリ。「おばあちゃん」こたけ役の佐々木優子(62)は「とにかく飲んべえだったので。よく飲んで、午前中は~みたいな」と懐かしんだ。「お仕事があればしゃきっと行ってましたけど。無い時はだらだら~みたいなところはありました(笑い)」と劇中の「まる子」のような、“なまけもの”のような一面が共通していたことも明かした。「あと…酔っぱらうと若い頃は結構キス魔だったりして。私たち、奪われました(笑い)」と付き合いが長いからこそ知り得る一面を明かした。

山寺は、TARAKOさんとの“ファミレス飲み”を回顧。一緒の仕事を早い時間帯に終え、酒席の流れとなったが周囲に店が少ないことを伝えると「(TARAKOさんが)『ファミレスがあるよ』って。なんとファミレス飲みをしました」と印象的な出来事を回顧。「僕もそこそこの年齢だったし、あんまりファミレスで夕方から飲むというのはないんですけど、でもタラちゃんが言うならって。みんなで飲んでかなり長い時間ファミレスに居座って。楽しくて楽しくて。いつもいつも励ましてくれてた」と眼を赤くした。

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