第6回AKB48グループ歌唱力NO・1決定戦決勝大会（7月23日、東京・立川ステージガーデン）に出場するNGT48のメンバー4人を紹介する。第2回は清司麗菜（23）。5度目の出場で初の決勝進出を果たした。
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清司は5度目の挑戦で射止めた初の決勝に「やっとか、という感じ」と笑う。昨年は三村妃乃（22）、新井りりの（引退）と組んでユニット戦（今年の開催はなし）で優勝。ただ、個人戦は予選敗退が続いていた。「あきらめないでよかった」と胸をなでおろす。
予選ではaikoの「ボーイフレンド」を歌い、通過者中11位タイ。これまではバラード調の曲で臨んできたが、三村に選曲を相談し「これしかない」と2人で一致した曲だった。音域は広いが「アップテンポで自分に合っている。こういうのが得意」。慎重に曲を決める作戦が成功した。
自らを「めっちゃ緊張するタイプ」という。予選も緊張した。ただ、これまでと違い「審査員の目を気にせず、楽しく歌おう」と開き直ることができた。ユニット戦優勝を含め、場数を踏んできた成果を実感。決勝には三村、大塚七海（23）、鈴木凜々花（15）とともに挑む。「全員で（決勝進出者の中の上位による）ファイナリストライブに出たい」とモチベーションは高い。
「歌唱力No・1決定戦は点数、順位でわかりやすく評価してもらえる。自分を試せる場」と、勝負にはこだわる。「ユニット戦で優勝した昨年からいい流れが来ている。今回、目指すのは優勝」と力強く宣言した。【斎藤慎一郎】
◆清司麗菜（せいじ・れいな）2001年（平13）4月19日、埼玉県生まれ。15年7月にNGT48の1期生オーディションに合格。16年1月に研究生として劇場デビュー。18年に正規メンバーに昇格した。昨年は舞台「宇宙よりも遠い場所」に出演。血液型O。
◆AKB48グループ歌唱力No・1決定戦 AKBグループ所属のメンバーが歌唱力で競う。6度目開催の今回は予選に国内グループから100人、海外の姉妹グループから35人がエントリー。5月29、30日の予選を突破した20人が決勝大会に進出し6代目女王の座を争う。決勝進出者の中で上位に入ったメンバーが「ファイナリストライブ」を開催する。
