お笑いコンビ、千鳥が司会を務めるABCテレビのバラエティー番組「相席食堂」(火曜午後11時10分、関西ローカル)の11日放送分で、ベテラン俳優のロケを編集した番組ディレクターを“公開説教”する一幕があった。
この世に存在する貴重なモノを追い求めるハンターが逸品をハントし、スタジオに持ち帰るロケ企画「相席ハンター」に俳優の平泉成(80)が出演。約30年、自宅でバラを育てて約30種類、50本のバラがあるという。600種類3000本があるなじみの農園で千鳥の2人にぴったりのバラを選ぼうとロケを敢行。平泉バラをハントしている間、「バラの種類は4万を超えると言われている」とナレーションとともに、さまざまなバラの映像とともに名前が紹介された。
バラの花びらの数など、バラのうんちくのロケ編集にスタジオにはロケVTRを止めることができる「待てぃボタン」があり、ノブがボタンを押し「情報ばっかり出しやがって。いらんねんこんな、花カタログ」とチクリ。再びナレーションで「バラは本当に奥深い。なぜなら4万種類以上あるから」とかぶせた。
バラという難しいテーマに苦心を重ね、料理した番組ディレクターに大悟は「おもろないを重ねれば、おもろいと思っているやろ。重ねすぎたらもっとおもろないねん」と“公開説教”した。
「4万本以上」を重ねて“攻める”ロケ編集にノブは「つぎ(フレーズが)出てきて笑ったら俺らの負けよな」と話すと、大悟は「笑うわけないやん」と笑いをかみ殺しながら応じ、「当たり前やん。なめるなプロを」と宣言した。
平泉がバラの奥深さを語り、オンザロックでお酒を飲むシーンの後に、再び「バラには花がなくても楽しめる奥深さがある。なぜなら4万種類以上もあるから」とかぶせると、千鳥は笑いをこらえたが、笑ってしまった。
大悟は番組ディレクターに「これはおまえの手柄じゃないからな。ノブが振ったからやで」と笑いながら、“公開説教”した。千鳥へのバラを選ぶ映像の後に再び「バラはファッションと同じで無限の可能性を秘めている。なぜなら……、さあ千鳥さんも一緒に…」、「4万種類もあるから」に千鳥もスタジオも大爆笑した。