橋本愛（28）が15日、都内で行われた映画「ハピネス」（篠原哲雄監督、17日公開）女子高校生試写会で「ギャルファッションも好きなので」と、意外な一面をかいま見せた。
「ハピネス」は作家・嶽本野ばら氏の同名小説の実写化作品。橋本は、窪塚愛流（22）演じる雪夫の姉の月子を演じた。雪夫は、蒔田彩珠（21）演じる心臓の病気で余命1週間を告げられた高校生の由茉から「わたしね、あと1週間で死んじゃうの－－」と突然、告白されたことに戸惑いつつ、彼女との幸せな日々を一緒に作り上げることに協力する。月子は、弟の雪夫を全力で応援する役どころだ。
由茉と月子は、ロリータファッション好きという共通点がある。橋本は、月子におけるロリータファッションじついて「物心ついた頃から着ている、生きる意味くらい大事な意味を持つファッションだったんじゃないかなと思って。2人（雪夫と由茉）の尊い関係性…お互いの存在が人生においてハピネスのように、月子にとってはロリータファッション（がハッピーな存在）」と評した。
そして「私も高校の時に1度、はまった。月子のような迫力のあるロリータファッションはできなかったので、夢がかなった」とロリータファッションにはまった時期があったと明かした。すると、窪塚が「おふたりが似合っていたので優雅優。おふたりを見ながら紅茶が飲みたくなった。現場に紅茶はなかったけれど、コーヒーがあったので飲んだ」と、蒔田と橋本のロリータファッション姿を絶賛した。
橋本は、ファッションについて聞かれると「あくまで表現は、結果的に他者（に向けたもの）になっているかも知れないけれど、自分を鼓舞したり、輪郭をかたどるのに必要なものだったりする」と評した。その上で「今日のロマンチックな衣装が大好き。でも、ギャルファッションも好きなので、夏は丈の短いTシャツで、おなか出してクロックス、というファッションも楽しんだり」と、ギャルファッション好きだと明かした。その流れで「これだと決めず、その日の自分のキャラクターを服で決めて、外に出る。自分じゃないものにもなれるし、一番、自分にもなれるのがファッション」と評した。
