俳優西野七瀬(29)が13日、都内でいのうえ歌舞伎「バサラオ」の製作発表会見に出席した。
この日、西野は、髪形をショートカットにして登壇。3月に俳優の山田裕貴との結婚を報告したが、結婚指輪はつけていなかった。
劇団☆新感線の舞台は2021年の「月影花之丞大逆転」以来、2度目の参加となる。
「また舞台ができると知った時点でうれしくて、前回のがダメじゃなかったんだなと。初めてやったときよりもうれしさが大きかった」
前作はコロナ禍でキャストも10人前後と小規模だったが、「昨日の本読みに行ったらめちゃくちゃ人がいっぱいいて、緊張で汗だらだらだった」と笑った。
今作はアクションシーンにも注目が集まる。
「準備はこれから。本読みの時は大変なアクションがあると想像するしかできなかったので」と不安を吐露。それでも「みなさんの協力を得ながら乗り越えたいです」と意気込んだ。
自分の役者としての強みを問われると、「西野の部分をだいぶ消して、いろいろな役をやってるよねと言われる」と明かした。
前作を見に来た友人も、西野の登場後、しばらく気づかなかったというほど、役に溶け込む。
カメレオンのような西野の演技で、2度目の劇団☆新感線作品に臨む。
同公演は7月7日、福岡・博多座で開幕する。