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【宝塚】月組トップ月城かなと本拠地最後の大階段は黒えんび「自分に戻るの早い」「東京公演も」


晴れやかな表情で退団会見に臨んだ月城かなと(撮影・村上久美子)

宝塚歌劇団の月組トップ月城かなとが12日、相手娘役の海乃美月らとともにサヨナラ公演「ミュージカル・ロマン『Eternal Voice 消え残る想い』」「レビュー・アニバーサリー『Grande TAKARAZUKA 110!』」の兵庫・宝塚大劇場千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた。

サヨナラショーを終え、最後の大階段は黒えんびでおり、退団あいさつを終えても、何度もカーテンコールにこたえた。

客席からの拍手、歓声に感極まったような表情の月城は「今日は1日、舞台の神様がそばにいてくださったような1日でした。感謝の気持ちを忘れずに東京公演も精いっぱいつとめてまいりたい」と笑顔で手を振った。

大劇場、最後の大階段、選んだのは黒えんびだった。「まだ東京公演がございますので、まだトップとして、男役として。(芸名ではない)自分に戻るには早いと思いました」と思いを口にした。

しかも、飾りっ気のないシンプルな衣装。昨年亡くなった振付師の羽山紀代美さんから「飾りなしの黒えんびが一番すてきに見える」と言われた言葉を思い、選んだ衣装だった。

下級生時代から圧倒的な美貌、安定感ある舞台運び、卓越した芝居心に定評があり、宝塚伝統のクラシカルな魅力も持ち合わせていた月城らしい選択だった。

同時退団するトップ娘役の海乃も「ほんとに幸せな千秋楽でした」と、うっとり月城を見つめ、笑顔をあふれさせていた。

3月30日に開幕した月城、海乃らのラスト作は宝塚公演を終え、東京宝塚劇場で6月1日に開幕。東京千秋楽の7月7日をもって退団する。

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