タレント草なぎ剛（49）が12日、フジテレビ系「ボクらの時代」（日曜午前7時）に出演。12年前のドラマでスタッフも含めて手作りカレーを作ったことを当時も共演した俳優で映画監督の斎藤工（42）が語った。
草なぎは「工くんとは『37歳で医者になった僕」（2012年フジテレビ）で（共演して）、僕が37歳のときの役で」と話した。斎藤が「そのときに剛さんがスタッフ、キャストにカレー、大きい鍋でつくってくれたんですよ」と話した。
2人が共演する映画「碁盤切り」（17日公開）の白石和彌監督（49）が「作ったんスか」と驚いた。草なぎは「流行っていて、カレー作るのが」と説明。斎藤は「連ドラの主役、って寝るヒマもないスケジュールなのに剛さんが僕らに仕込みに時間のかかるカレーを作ってきてくれて、めちゃくちゃおいしくて、スタッフの方も食べられるようにスタジオに置いてくれて『何でこんなにおいしいんですか』って聞いたら『みんなのことを思って作ったからだよ』って自然におっしゃって」と当時を振り返った。
草なぎは静かにじっと聴いてから「いい人でしょ」と右手で自分の胸を軽くたたいた。白石氏は「いい人ですね」と繰り返すと、草なぎは「地でいってるから、僕」とニヤリと笑った。
