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ヘンリー王子夫妻、幼い子ども2人と“危険地域”に訪問か 重大リスク考慮し「渡航再考」の声も


ヘンリー王子(左)とメーガン妃(2019年6月撮影)

英国のヘンリー王子(39)とメーガン妃(42)夫妻が、5月訪問予定のナイジェリアに6日に5歳になるアーチー王子とリリベット王女(2)を同行させる可能性があると女性のライフスタイルをテーマにしたオンラインメディアsheKnowsが報じている。

ヘンリー王子は8日に英ロンドンで開催される負傷兵士らのための国際スポーツ大会インビクタス・ゲーム10周年を記念する式典に単身で出席した後、妃と共にナイジェリアを訪問する。国防参謀長からの招待で、王子が2014年に設立したインビクタス・ゲームの招致に関する協議するため、軍関係者との面会や伝統的な文化活動などへの参加が予定されている。

現地での多忙なスケジュールに加え、幼い子どもたちを16時間に及ぶ飛行機移動が必要なナイジェリアに連れて行くことは難しいと思われているが、ナイジェリアは夫妻にとって特別な場所であるため、子どもたちを伴って訪れる可能性があるという。

王子の母であるダイアナ元妃は、1990年に当時皇太子だった元夫のチャールズ国王と共にナイジェリアを公式訪問し、大歓迎を受けている。ハンセン病患者の支援活動に熱心だった元妃は、マライのハンセン病療養所を訪れ、患者を抱きしめ、食事を与える様子などが同行したカメラマンによって記録され、世界中の人々に影響を与えたことで知られる。

一方の妃も、自身のポッドキャスト番組で、数年前に遺伝子検査をしたところ、43%ナイジェリア人であることが分かったと明かしている。自身のルーツでもあるナイジェリアに、子どもたちを連れて行ってもおかしくない。

一方で、夫妻のナイジェリア訪問を巡っては批判も出ている。米国務省は現在、ナイジェリアを訪問する自国民に対して安全保障上で4段階中2番目に高い「レベル3」の勧告を出している。レベル3の国への訪問は、犯罪やテロ、社会情勢の不安など安全面やセキュリティに対する重大なリスクがあるため、「渡航を再考」するよう求めている。王子は英国訪問に際し、王室を離脱したことで警察による警護を受けられなくなり、家族の身の安全が保障できないと訴えていることからも矛盾を指摘する声がある。

さらに、夫妻が「収入の命綱」として今回のナイジェリア訪問で「ロイヤルカード」を利用したとある王室コメンテーターが英デイリー・メール紙でコメントし、金儲けだと非難している。

訪問時期は明らかにされていないが、王子はナイジェリアへの渡航準備のために米国に留まる妃と、現地で合流する予定だと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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