俳優山崎賢人（29）が20日、都内で主演映画「陰陽師0」（佐藤嗣麻子監督）の公開記念舞台あいさつに登壇し、自身の“原点”について明かした。
山崎は、客席の間を通ってファンの前に登場。歓声と拍手に包まれながら、時折観客に手を振る“ファンサ”もしつつ登壇した。今作は、夢枕獏氏のベストセラー小説「陰陽師」が原作。安倍晴明が、陰陽師になる前の知られざる学生時代を描く。
“出発点”を描く物語にちなみ、キャスト陣は自分の“原点”についてトーク。山崎はフリップに「サッカー」とつづった。その理由について「楽しみながら一生懸命にやるという部分は今の仕事につながっていると思います。個人プレーでもあるし、チームプレーでもある」と、少年時代につけたマインドが今の俳優業につながっていると断言。「根っこの部分はサッカーで培ったもの」と、人気実力派俳優の根幹を明かした。
サプライズゲストも祝福に駆けつけた。メガホンを取った佐藤監督の夫で「ゴジラ－1・0」を手がけた山崎貴監督（59）が花束を持って現れると、佐藤監督は腰を抜かした様子。まさかの夫婦2ショットで、山崎監督から「ずっと『陰陽師』をやりたいと言っていたので、本当に良かった。やっとその想いが成就した」とねぎらわれた。染谷将太（31）奈緒（29）安藤政信（48）板垣李光人（22）も登壇した。【望月千草】
