女優・二階堂ふみ(24)と俳優・役所広司(63)が19日、都内で行われた新CM「マルちゃん正麺 チャチャっと・教室にて篇」の発表会に登場した。
同CMは、二階堂が料理教室の「先生」役となり、役所をはじめとした男性の「生徒」たちに、チャチャっと手料理として、「ごま油香る 肉野菜正麺」を教えるという内容。
2011年から「マルちゃん正麺」(東洋水産)の顔としてCM出演している役所は、「一人暮らしの頃からインスタントラーメンはよく食べてますから、ラーメンぐらいは作れるんですよ。若い時から僕の体は、インスタントラーメンでできているところがあるんで」というと、「昼はしょう油(味)、夜はミソという具合にね。鍋ごと食ったりとか。面倒くさいので、丼ぶりによそわないでそのまんま鍋から直接食べたり」と、下積み時代の生活の一端を明かした。
一方、「原始人・焼きそば篇」「原始人・汁なし担々麺篇」に続く同CMでの役所との共演になった二階堂は、「私にとって役所さんはすごく特別な方で、映画デビューも役所さんの監督作品(※1)でご一緒させていただいたので、今回も現場で学びが多いなと思いながら、ご一緒させていただきました」と、役所との“縁”に感謝。
沖縄出身の二階堂、「そば派?」と問われると、「そばも好きですけど、ラーメンも大好き」で、「麺が隠れるぐらい大量の野菜を入れる」のが、二階堂流だそうだ。「普段から自炊はしているけど、このCMに出演してから『こんなに簡単に作れるんだ』と、ラーメンにもトライ」するようになったという。
“食育”について聞かれた二階堂は、「『悩んだときは食べて寝ろ』って父から教わってきました」と、笑顔。将来、自身が母親になった時には、「家族と一緒にご飯を囲むのも、友だちや大事な人と一緒にご飯を食べるのも大事。そういったところを一緒に感じていけるようなお母さんになりたい」と将来の母親像を語った。
また、同イベントが、毎月19日の「食育の日」に合わせて行われたということで、食育専門家の浜田峰子さんによる食育教室を行ったほか、2人の子どもたちを迎え、「マルちゃん正麺」料理体験も催された。
最後に、二階堂は、「愛情いっぱいで家族が笑顔になれる新レシピ、ぜひお試しください」といい、役所は、「家族の笑顔が見たいお父さん、栄養バランスが気になるお母さんは、新レシピにチャレンジしてほしいですね」と、それぞれPRした。
※1) 2009年公開された役所広司の初監督作品『ガマの油』でオーディションを経てヒロイン役に抜擢され劇場映画デビューとなった。