(全長約4.5mの巨大ロボット『MegaBot Mk.II(別名Iron Glory)』)
5月18日、19日に開催されるアーバンスポーツフェスティバル『CHIMERA GAMES vol.7』の前夜祭が17日、東京・お台場特設会場で開催され、アメリカのMegaBots社が開発した世界初の人が搭乗して操縦する巨大ロボット『MegaBot Mk.II(別名Iron Glory)』のスペシャルデモンストレーションが行われた。
同ロボットはアメリカのMegaBots社が開発した世界初の人が操縦する巨大ロボットで、全長15フィート(約4.5m)、重量6トンと圧倒的なスケールに加え、右のアームには時速120マイル(約193キロ)のボールを発射するバズーカ。左のアームには 20発のミサイルランチャー。そして、ロボットの中心には人が搭乗するコクピットと子供の頃に夢見たSFの世界が現実に再現されている。
陽も暮れた薄暗い中、除幕されて『MegaBot Mk.II(別名Iron Glory)』の全貌が表われると、どよめきと拍手が起こる。続いて、『MegaBots社』のCEO兼共同創設者であるマット・エールレイン氏が自ら搭乗し、キャタピラを動かして前進させ、全長を昇降させたり、左右に機体を動かす。
その圧倒的なド迫力と、幼少のころから見てきた搭乗型のロボットアニメの主人公たちが、何体も思い出され、その未来へ向けた大きな第一歩を目の当たりにし、顔が自然とニヤけてくるほど。男の子の部分を揺さぶられるデモンストレーションだった。
今回、この巨大ロボット『MegaBot Mk.II(別名Iron Glory)』が日本に上陸を果たせたのは、工業デザイン全般を手掛ける『株式会社RDS』代表取締役社長の杉原行里氏と『株式会社三笠製作所』代表取締役社長の石田繁樹氏が新たに立ち上げるロボット会社と『Megabots社』が提携による。
(『株式会社三笠製作所』代表取締役社長の石田繁樹氏(左)と『株式会社RDS』代表取締役社長の杉原行里氏(右))
杉原氏「1年間に4つくらいのイベントに・・・欲を言えば2ヶ月に1回ぐらいは、皆さまにお披露目して、多くの方々に乗っていただいて、童心に戻ってもらえれば」と、想いを語った。
その後、杉原氏、石田氏に、『株式会社ワントゥーテン』代表の澤邊芳明氏、『東京大学先端科学技術研究センター』教授の稲見昌彦氏が加わり、4名で「一歩先のロボット」をテーマにトークセッションも行われた。
稲見氏はトークセッション後に出席者たちから、「せっかくだからIRON GRORYに搭乗したら?」と促されると、童心に返ったような笑顔で乗り込んでポーズを決めていた。
18日(土)、19日(日)の2日間開催されるCHIMERA GAMESの期間中、各日40名限定(抽選)で搭乗し、実際にロボットの操縦ができる。
(『MegaBots社』のCEO兼共同創設者であるマット・エールレイン氏)
((左から)『株式会社ワントゥーテン』代表の澤邊芳明氏、杉原氏、石田氏、『東京大学先端科学技術研究センター』教授の稲見昌彦氏)