プロ野球の元広島東洋カープ選手で、野球解説者の衣笠祥雄さんが23日夜、東京都内で大腸がんのため亡くなった。71歳だった。
24日、NHKが報じており、衣笠さんは京都府出身。1965年に平安高校から広島に入団し、フルスイングが持ち味で、山本浩二氏(71)らとともに75年の初のリーグ優勝に貢献した。
広島で長らく主力として活躍し、5回のリーグ優勝と3回の日本一を経験。歴代3位となる161個のデッドボールを受けながらも試合に出続け、「鉄人」と呼ばれた。連続試合出場の2215はいまでもプロ野球記録である。