音楽ユニット『globe』のマーク・パンサー(47)と、女性ダンス・ボーカルグループ『MAX』のNANA(41)、MINA(39)、LINA(40)が14日、東京・渋谷のライブ&サウンド・スペース「SOUND MUSEUM VISION」で行われた『APPI BUBBLY DISCO NIGHT』発表会に登場。
マークは、DJとして『DEPARTURES』のリミックスバージョンを、MAXは『Tacata’』と『TORA TORA TORA』のメドレーをパフォーマンスし、取材に訪れた報道陣からも「フッフー」と掛け声が飛んだり、口ずさむ声が聞こえるなど、早くも気分は『BUBBLY DISCO NIGHT』の前夜祭といった盛り上がりだった。
岩手県のオールシーズンリゾート「安比高原」で、2017年12月23日(土)から期間限定で“OK!バブリー!”な92日間と題した、スペシャルイベント『APPI BUBBLY DISCO NIGHT』が開催される。
お笑い芸人・平野ノラの「OK!バブリ~」にはじまり、その流れで“バブリーダンス”の大阪府立登美丘高等学校ダンス部の動画が話題に、使用された荻野目洋子の楽曲『ダンシング・ヒーロー』が人気に、さらに、JR東日本『JR SKISKI』のTVCMで映画『私をスキーに連れてって』(87年11月公開)の原田知世と三上博史のワンシーンが流れるなど、“バブル時代”を思わせるキーワードが巷にあれている。
そこで、何もかもが魅惑的に輝いていた80’s・90’sにタイムスリップするような「ディスコイベント」を催す。
バブル時代は10代後半で、男性ファッション誌「メンズノンノ」の専属モデル時代だったそうで、「撮影はマイアミ、バルセロナ、パリって感じだった。今のモデルさん(の撮影)って渋谷、九十九里とかでしょ」と、規模の違いを語る。
当時は「毎晩のようにクラブ通い」だったそうで「ディスコだらけ。小室さんに出会ったのも(ディスコの)キングアンドクイーンでしたから」と、振り返った。
globeは95年に結成され、マークは当時25歳。「バブル(時代)は終わっていたんだけど、(globeは)バブルみたいに凄かった。シャンパンは飲むものじゃなくて、浴びるものみたいな…」と、豪快エピソードを披露。
一方、MAXも95年に結成されたが、最年長のNANAでも当時19歳と未成年ということもあって、「私たちはそのころ子供だったので、大人になったらバブリーな世界が体験できると思って育ってきたんですけど、聞くところによると女性にとってはパラダイスみたいな」というと、続けて、「お札をみせればタクシーが止まるっていうのは?」「クリスマス時期になるとホテルがいっぱいだったって」と、MAXたちが耳にしてきた“バブル伝説”の真偽を矢継ぎ早に質問しだす。
進行役の男性が、「その日出会った子にも、別れぎわにタクシー代を渡してた」「ホテル代とか男性が全部おごっていた」「アッシー、メッシーなんて言葉があった時代ですからね」というと、MAXはから、「一度経験してみたかった」「その時代に生まれたかった」と、羨望の声が・・・。
LINAは、「ジュリアナ東京に一度、行ってみたかった。16歳か17歳で(沖縄から)東京に出てきて、行くぞ!と思ってたら、その年に閉店してしまったので、扇子は振れずじまいでした」と、残念そう。
ジュリアナの名物DJだったジョン・ロビンソンが参加予定で「『ジュリアナトキオー』を安比でやってもらおうと思ってますので」と、言われると、楽しみを募らせた。
globeはボーカル・KEIKO(45)がくも膜下出血で療養のため、小室とマークの2人で活動中。その傍ら、マークは、「それまではglobeでラップをやっていたんだけど、小室さんに『globeの灯火を消すなよ』って言われてから、DJをやるようになった」と、現在DJとして年間180ステージをこなしている。
ステージでは、DJとして、globeの名曲『DEPARTURES』のリミックスをパフォーマンスし、「昼間の(会場の)VISIONで『DEPARTURES』でかけられるなんて嬉しいですね。本番の時もちょっとリミックス変えてかけようかな」と、意気込んだ。
23日のオープニングイベントにマークとMAXが出演するが、「ひとりひとりではなく、コラボという形で。『TORA TORA TORA』リミックスしてこようか」と、マークが提案すれば、「いいですね。ぜひ、やりたいですね」と、MAXも答えるなど、スペシャルなコラボが見られるかも。
同イベントは、来年3月24日までに開催される。