本田望結
恒例となっているオスカープロモーション所属女優11名が出席する晴れ着撮影会が12月3日、都内で行われ、さまざまな色や柄のあでやかな振袖を披露した。
「2016年オスカープロモーション晴れ着撮影会」に出席した11名
女優・武井咲（21）、剛力彩芽（23）、忽那汐里（22）、河北麻友子（24）、宮崎香蓮（22）、本田望結（11）、小芝風花（18）、吉本実憂（18）、小澤奈々花（16）、高橋ひかる（14）、花岡なつみ（19）。
本田望結
女の子らしいピンク地に、パープルでちょっと大人の雰囲気を演出した、スイートな着物。ハレの日に、着る人を華やかに彩る逸品。
2015年の3大ニュース
映画『ポプラの秋』（2015年9月19日、アスミック・エース／シナジー）の星野千秋 役で、映画初主演したこと。
ドラマ『一千兆円の身代金』（2015年10月17日、フジテレビ系）の篠田真由 役で、ドラマで初のヒロインを演じたこと。
『第19回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会』（2015年10月23日～25日、西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ）ノービスA女子11位
「2015年は、初めて経験させてもらうことがたくさんあって、すごく楽しく、すごくドキドキした1年でした。来年は、お芝居でもフィギュアスケートでもドキドキしてしまうので、メンタルを強くできたらいいなぁと思っています」と、総括した。
その中でも、特に想い出に残っているのは、「全日本に出場すると聞いた時に嬉し涙がでました。それが初ではないかもしれないけど、うれしかったことです。悔しくて泣いたことはたくさんあったんですけど、2015年は悔しくて泣いたことがなかったので、2013年、言った今年の目標が達成できたかなと思います」と、ひとつステップアップしたようだ。
さらに、生まれて初めて前髪を切ったという。「すごく切りたかったんですけど、切るってなると、すごくドキドキしました。オデコがすごく広くて、それが隠れるから」と、お気に入り。
しかも、撮影会で隣に並んだ、『家政婦のミタ』に姉妹役で共演した忽那を見て、「お姉ちゃんと同じ髪型で嬉しいです」というと、忽那も、「希衣ちゃん（『家政婦のミタ』の望結の役名）、前髪を切ってだいぶ大人っぽくなったね。すごく似合っていると思います」と、笑顔で応えた。
ということで、2015年を漢字一字で表すと、予想通り「初」。
「お芝居、映画で初主演させていただいたり、ドラマでヒロインさせていただいたり、初めて経験することがたくさんあったので初という字にしました。フィギュアスケートの方でも、初めて経験することだったり、初めてジャンプが飛べたりすること、初めて前髪を切ったり」と、「初めて」づくしの1年だったようだ。
2015年をあらためて振り返り、「スケートは、すごく満足しました。来年がノービス最後のシーズンとなるので、今年のように良い結果が出せたらいいと思います。お芝居では台本をたくさん読んで、今年は何も悔いの残らない演技ができたと思います。フィギュアスケートでは、まだジャンプも全然なんですけど、自分の得意な表現力をたくさん勉強したことです。お芝居出させてもらっている演技力を、フィギュアスケートで表現力に変えられたらいいなぁと思って頑張りました」と、自信を持ってキッパリという。
本田望結は、元々、フィギュアスケートでの表現力を磨くために演技を始めたという経緯がある。その成果は、「表現力と音の使い方のところで総合で1位だったので、それも2016年1位取りたいなと思っています」と、着実に実力をつけていることを証明した。
2016年の目標は、「演技では、眉毛がちょっと下がっているので、悲しそうに見えるらしく、悲しい役や辛い役が多いので、2016年は、ちょっと明るい役にも挑戦してみたいです。フィギュアスケートの方では、ノービス最後のシーズンとなるので、いい結果が残せたらいいなぁと。ただ、去年のノービスBでは、いい結果を狙いすぎちゃったので、順位よりは自分の悔いの残らないようにしたい。順位よりも自分の目標を達成できるのが、フィギュアスケートでのひとつとの目標です」と、自分に言い聞かせるように、「順位よりは」と何度も繰り返した。
また、プライベートでは、「お料理するのが得意になってきている」そうで、「お料理をもっともっとできたらいいなぁと思います。得意料理は卵焼きで、望結は甘いほうが好きなんですけど、家族が7人いて、甘いよりはという人もいるので、みんなが美味しいといってくれる中間の玉子焼きを作りたいです」と、研究に余念がない。
衣装は、武井咲がイメージモデルを務めている『ジョイフル恵利』。本田望結のみ子供用のため『大高』。
