恒例となっているオスカープロモーション所属女優11名が出席する晴れ着撮影会が12月3日、都内で行われ、さまざまな色や柄のあでやかな振袖を披露した。
「2016年オスカープロモーション晴れ着撮影会」に出席した11名
女優・武井咲(21)、剛力彩芽(23)、忽那汐里(22)、河北麻友子(24)、宮崎香蓮(22)、本田望結(11)、小芝風花(18)、吉本実憂(18)、小澤奈々花(16)、高橋ひかる(14)、花岡なつみ(19)。
小芝風花
華やかな地色に彩り豊かに誇る四季の花々が優雅な柄行で描かれた逸品。優しい春の訪れのような女の子らしさを感じさせる振袖。
今年の3大ニュース
スクリーンデビューにして、初主演した映画『魔女の宅急便』(2014年3月1日、東映)で、『第57回ブルーリボン賞』の新人賞と『第24回(2014年度)日本映画批評家大賞』の新人女優賞(小森和子賞)を受賞したこと。
男性若手俳優集団『D-BOYS』『D2』によって演じられる演劇ユニット公演Dステ17th『夕陽伝』(2015年秋上演、ワタナベエンターテインメント)に陽向(ひなた)役で舞台初出演を果たせたこと。
NHK連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)に白岡千代役で2016年放送から出演が決まったこと。
「2015年は本当に嬉しいことがたくさんありました。ブルーリボン賞や日本映画批評家大賞で新人賞を頂きましたし、『夕陽伝』という作品で初めて、舞台にも立たせていただきました。その中で「お芝居をする上で、とても大切なことを学ばせていただきました」と、総括。
2016年は、「私の夢の一つでもあったNHK連続テレビ小説『あさが来た』に出演することが決まって、舞台『夕陽伝』で学んだことを全力でぶつけられるように、白岡千代という役としっかり向き合えるようにがんばっていきたいなぁと思っています」と、抱負を語った。
初舞台で学んだ、「お芝居をする上で、とても大切なこと」は何なのかと、突っ込んで聞くと、「これまで、経験が浅いなりに、自分としては一生懸命やってきました。でも、『夕陽伝』でご一緒させていただいた先輩方の役に対する姿勢とかを見て、役に向き合うというのはこういうことだ」と、衝撃を受けたという。
とくに、演出家の岡村(俊一)氏から、「役の脳に切り替えなきゃダメだ」と、教えられたことが、インパクトがあったという。
「私いままでは台本読んで、自分だったらこうするかなぁと自分を通して考えることが多かったんですが、岡村さんは、私が演じた陽向(ひなた)の役に切り替えて、感情を考えてくださるんです。それで、演出されてる最中に岡村さんがポロポロポロっと、自然に泣いたりするんです。岡村さんが(陽向の)脳に切り替えているところを間近で見て、脳を切りかえるってこういうことなんだ」と、感じたという。
「岡村さんの演出は台本を見ないんです。このシーンでこのセリフは言い難くないか?と感情重視でセリフもどんどん変わっていっていたので、役の脳になるのがすごくわかりやすかったですし、自分自身も話を聞くうちに体験できるようにさせてもらっていた。何でこう思ったんだろうと、考える。何でココでこのセリフ言うんだろう。どういう意図で言うんだろうということを、もっと深く深く考えていかなきゃなぁということを勉強させてもらいました。役の脳に切り替えるということは、すごく難しいことなんですけど、少しずつでも、役の脳に切り替えるということを、実践できたらいいなぁと思います」と、課題に上げた。
逆にダメだったのが、「ダイエットが出来ないこと」を挙げた。「食べるの大好きで、好きなモノはお腹いっぱいでも食べちゃうんですね。もっと自分に厳しくしないとなぁ。と思うんですけど、そこが調節できていない。これはダメだなぁと思うんですけど、ついつい手が伸びちゃって・・・。来年は高校卒業するし、言動に気をつけなきゃなぁ。自分に厳しくすることを目標に。来年の課題にします」と、反省しきり。
2015年を漢字一字で表すと、「逢う」。
「舞台『夕陽伝』に出会えたことが大きくて、自分の中でたくさん変われたものがあるので、人との縁も作品に対しての縁も大切にしたいなぁと。来年もたくさんの人に出会えると思うんですけど、つながり、縁を大切にしたいなぁと思います」と、本当に大切そうに語った。
最後に2016年のキーワードは、「チャレンジ」。
「とにかくまだ、どうなるかわからなすぎるので、ひとつひとつのお仕事を大切に全力で真剣に向き合っていきたいですし、人とのつながりも大切にしていきたい。いろんな人がいて、いろんな考え方を持ってる方がいらっしゃるので、そういうところで、考え方を吸収して、自分のものにできたら」。
衣装は、武井咲がイメージモデルを務めている『ジョイフル恵利』。本田望結のみ子供用のため『大高』。