フォークデュオ『ゆず』の北川悠仁(38)の妻で“アヤパン”の愛称で親しまれているフリーアナウンサーの高島彩(36)が8日、東京・豊洲カフェハウスで『くまのがっこう 高島彩のおはなし会』イベントを開催した。
日本を代表する絵本キャラで、グッズやイベントで大人気の絵本『くまのがっこう』を高島がリーディング。絵本の魅力、読み聞かせによる親子のスキンシップの大切さを伝えていく。この日は、シリーズから『ジャッキーのおたんじょうび』、『ジャッキーつきへいく』、『ジャッキーのしんゆう』、『ジャッキーのクリスマス』の4冊を読むこととなった。
会場にはママとお子さんたちであふれるなかでのものに。青いセーターに白のロングスカート姿で現れた高島は、「娘と一緒に楽しく読んでいたので、楽しみにしてきました」と、笑みを浮かべ、自身の母親にも過去に絵本を読んでもらったことがあったそうで、「今でも大好きな本を開くと思い出があります」と、しみじみ。
『くまのがっこう』については、「最初にほんのイラストが可愛くて読んでみたんですが、娘も大好きなんです」と、母娘ともに気に入っているよう。それだけ思い入れのある作品だけに、声の強弱をうまくつけたり、拍手やジェスチャーを入れたり、4冊のうち2冊を読んで、途中で休憩を入れて、手をぐるぐる回す運動を呼びかけたりと、ママたちも魅入るほどのリーディング術を見せていた。
リーディングを終えて、高島は、「胸がいっぱいになりました。娘と2人で読んでいるときと違って、みんなと読む楽しさを感じました。娘も連れてくればよかったかな」というほど楽しいものになったよう。
『くまのがっこう』については、どこがいいのかと問われ「1つはストーリーですね。お誕生日の絵本っていろいろあると思うんですけど、嬉しすぎてお熱を出しちゃって、それをみんなで看病して乗り越えていくって、意外とありそうでないお話の展開で、でも、母としてはあるあるなんです。予期してなかったことが起こる楽しさがあります」と熱弁し、グッズもこのイベントに声がかかる前から多数持っていることも明かしていた。
2014年2月に出産した娘のことへ話題がうつると、いまはパパ・ママと呼ばせているそうだが、これには理由があるそうで「お父さん・お母さんといつかは呼んでほしいんですが、パパ・ママなら早く発音できそうと思って」とのこと。実際に「“パ”って言葉が出てきました。私の血かもしれませんけど、家でずっとしゃべってます」と、家庭のほのぼのした感じも話していた。
子育てについては、「私自身、いいかげんな性格でルールを決めているというのはないのですが、基本的には陽気でいることと、あんまり大きな声では怒らないようにしています。大きい声で注意したときって、向こうも『何よ~!』という感じで返してくるんです。それで『ちょっとお話が…それってやっていいことだっけ?』というくらいのトーンで話すと、『ごめん…』という感じで受け入れて考えてくれるので。ですから、あんまり大きな声で怒らないようにしています。あとは主人がツアーでいないことが多いですけど、帰ってきた時は主人がお風呂の担当という感じで決めています」と、役割分担などを話していた。
ほかにも、高島にとって子育てにはママ友が重要なそうで、「いないと生きていけないです(苦笑)。情報収集に疎くて、幼稚園どうするかとか、どういう習い事をさせたらいいのかは、全部ママ友から教えてもらってます」と、頼っているようだった。
その後は、作者のあいはらひろゆき氏とトークをするなど一日を満喫しているようだった。