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IMALU「うちは両親にかんしてはしぶとく生きそう」


IMALU「うちは両親にかんしてはしぶとく生きそう」

IMALUが両親のことを語った


 『ザ・ドリフターズ』加藤茶(72)、タレント・IMALU(26)が23日、都内で映画『ハッピーエンドの選び方』(監督:シャロン・マイモン、タル・グラニット/配給:アスミック・エース)トークショーに登場した。


 エルサレムの老人ホームに暮らす、発明好きのヨヘスケルが、望まぬ延命治療に苦しむ親友から安らかに死なせてほしいと頼まれた。しかし、その秘密だったはずの発明が評判となってしまい、そんなさなかヨヘスケルの愛する妻レバーナに認知症の兆候が現れ始め…。人の最期というシリアスなテーマながら、各国映画祭会場を笑いと涙に包んだ感動作で、多くのマスコミからは“イスラエル版”『おくりびと』の呼び声も高い。


 本作を鑑賞した加藤は、「題材は暗いけど、観てて笑えるところも出てくる。僕なんかそうですけど、死について思ったことはなかったけど、自分が死んだ時に周りに迷惑がかからないように終活を考えないといけないと思いました。観てて笑っていいのかな?笑ったら不謹慎じゃないかなと思うんですが、笑ってしまう。よくこのテーマを笑いにつなげられるなと思います。この台本を書いた人はすごい」と、その出来の妙を口にし、IMALUも「いままでに観たことのない映画」と、うなずいた。


IMALU「うちは両親にかんしてはしぶとく生きそう」

 


 もし、本作のようなシチュエーションで自分でボタンを押して死ぬことができるなら使うかどうかという話となると、加藤は「この映画の機械ができたらとってもいいんじゃないかなと思いますよ。自分で死を選べる、周りにも面倒を見てくれる人がいてそういう人たちにも申し訳ないし、逝けるんだったら自分でボタンを押したい。意識がはっきりしているうちに」と、しんみり。


 逆にもし加藤の妻・綾菜さん(27)が余命宣告されこの機械が場合はどうするかと振られると、加藤は「俺が先に逝くと思ってたから全然考えてなかった。そうだね。カミさんが逝くって言ったら、『逝かないでくれ!』って止めるんじゃないかな。自分ではボタン押すのに勝手だよね(苦笑)」と、複雑な心情を。


IMALU「うちは両親にかんしてはしぶとく生きそう」

 


 こんな最期がいいという話題へは、IMALUは「幸せな瞬間に最期を迎えるのは憧れます。友達と大爆笑して、その瞬間にくっと死んじゃうというか。こんな楽しいことないと思いながらとか」と、思いを話すと、加藤は「わかるなぁ。俺も死ぬ時に、人に笑ってもらいたい。泣くんじゃなくて笑って送ってもらいたい。死ぬときにネタを考えて、こんなことしたら笑ってくれるのかということをしたい。いつまでも笑ってもらいたい」と、笑いあふれるものにしたいそうで、「まだネタはできてない。これから考えます」と、プランを考えていくそうだ。


 家族ともこんな話をするかと振られると、IMALUは「うちは両親にかんしては、しぶとく生きそう」と、話したいとどこかで思っていてもまだしていないそうだが、加藤は、「歳だし、カミさんが45歳年下なんで、俺が死んだ後はいい人がいたら再婚してくれと頼んでいます」と、“遺言”していることをしんみりと明かす。司会からそのことを話すときに苦しくなかったかと問われると、加藤は「苦しいですね。『まだそんな言葉聞きたくない』と言われはするのですが。でも、考えてみたらせいぜい頑張って生きても10年だと思うんです。その間にいろんなことを考えなきゃいけない。最近、とくにそう思いますね。カミさんには何度も言って、肚が決まったのか分かったと言ってくれました」と、2人の間でのやりとりを話していた。


 加藤から「(『ザ・ドリフターズ』の)メンバーは観たほうがいい」とアピールしていた映画『ハッピーエンドの選び方』は28日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー !


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加藤茶


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IMALU


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