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【東京☆今夜はここで独り呑み】~名物女将の極上お好み焼きで乾杯~(大田区蓮沼編)~


『家呑みよりも、気になる町で独り呑み』


今回はちょっと趣向を変えて「差し向かいで気心知れた人とお酒が呑める場」をご紹介したいと思います。と言うのも、最近、「長い間自粛していたら人恋しくなってきた」という声を周囲で耳にすることが多かったからです。



大田区の蒲田と品川区の五反田を結ぶ東急電鉄池上線。その蓮沼駅に降り立った経験はありますか?もしあったら「そうそう」と共感していただけると思うのが「ホームの狭さ」です。(ちょっと驚くレベル)


改札を出ると商店街。かつては賑わったそうですが、今は閑静な住宅街といった趣です。その通りを歩くことおよそ2分。シブイ店構えを確認することが出来ます。



ここ「福竹」は知る人ぞ知るお好み焼きの名店。


著名人も多く訪れますが、地元の家族連れにも長年愛されています。


皆さんのお目当ては「ふっわっふわでカリッカリのお好み焼き」。


メニューには何種類もあるので、迷ったら女将さんに希望を伝えれば万事OK!


マシンガントークで知られる女将さんがすべて仕切ってくれます。



鉄板の前に落ち着いたらまずはビールで乾杯。


山小屋風の店内は落ち着いた雰囲気で、席と席が程よく離れているため、じっくり旧交を温めるのにうってつけです。



鉄板も温まってきたところで「ウインナー&ピーマン」をつまんでいると、真打(ふくたけ天1650円)の登場です。



「福竹」のお好み焼きはかなり独特。つなぎ(水気)が少なく、野菜がたっぷり入っているので、一見するとキャベツのコールスローのようです。そして、焼き方はさらに独特。例えば、お好み焼きを押しながら焼くことはしない等。でも、心配無用。基本的には女将さんが解説付きで焼いてくれます。(迫力に圧倒されないよう気をつけてください)



およそ20分で焼き上がり、青のりとマヨネーズを加えたら完成。


ひとくち食べたら衝撃の食感が待っています。


(パンケーキのようだと言う人もいれば、スパニッシュオムレツに例える人もいるそうです)


そして「ソース要らず」とも言われる生地の美味しさに「これまで食べてきたお好み焼きは何だったのか?」「このお好み焼きは別モノなのかもしれない」と思うはず。



お好み焼きはふわふわなので胃袋のキャパシティーに余裕のある方には、各種バター焼きがおすすめです。


「はんぺん」「山芋」「ホタテ」が人気の御三家ですが、特に女将さんが焼く「はんぺん」は本当に美味。


ちなみに女将さんが忙しそうで注文し難い時は、やさしい娘さんにお願いすれば大丈夫。


(店内をものすごいスピードで往復している女性が娘さんです)



乾杯する相手がいて、心地よい賑わいがあって、世話焼きの女将さんがいる。


そうした日常があってこそ、独り呑みの楽しさがいきてくるのかもしれません。 


店名:お好み焼き「福竹」


住所:東京都大田区東矢口1-17-11


電話:03-3739-4064(予約は2名から)


営業:17:30~(閉店時間は要確認)


定休日:月曜

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