20周年を迎えるオランダの世界的モビリティブランド「bugaboo(バガブー)」から、新しいベビーカーが誕生します。その名も「bugaboo ant(バガブー アント)」。バガブーシリーズのなかで最も軽くコンパクトサイズなベビーカーです。
先日、そのお披露目会が都内で開催され、「bugaboo ant」のシニアリードプロダクトデザイナーであるアーノルト ダイクストラ へリンガ氏が来日。「bugaboo ant」についてのプレゼンテーションを行いました。
旅行用スーツケースのような見た目のトロリーモード
新発表の「bugaboo ant」は、サーフェイス面が広くチューブが少ないデザインが特徴的。特に折り畳み時(トロリーモード)の形状は、まるでスタイリッシュな旅行用スーツケースのようです。
リクライニングは、新生児用のフラットなベッドから背もたれのある幼児用シートにと段階的に調節できます。また、シートはバガブーの特徴のひとつである対面/背面、両方向が可能であり、ママやパパは赤ちゃんと向かい合いながら外出を楽しむことができます。
写真)新開発のトロリーモード。自動車のような流線形のデザイン。折り畳むと、ちょっとした旅行用スーツケースのような見た目に!
写真)ハンドルバーを短め調節し新生児用にシートを倒した状態の「bugaboo ant」
アンダーシートバスケットは最大3㎏、リアラゲージには最大5㎏の荷物を収納可能であり子供と合わせると30㎏の重さに耐えられ、新生児から2歳児くらいまでが対象年齢となります。
その他、長さを調節できるハンドルバーや片手で操作できる滑らかなハンドリング。優れたサスペンションによる安定性と低振動など、バガブーならではの機能はそのままに、シリーズ史上最もコンパクトサイズのベビーカーを実現しました。
ちなみにantとは「蟻のように小さいけれど偉大」という意味だそう。折り畳み時のサイズが55×38×23cmというコンパクトボディは日本の狭い住環境にとって強い味方ですね。
写真)ボディにはリサイクルしたプラスチック素材を使用。また、パーツの80%がリサイクル可能となっています。
アーノルト ダイクストラ へリンガ氏は、「bugaboo ant」の開発について「バガブーならではの優れた機能をそのまま小さな空間に収めることに苦心した」と答え、「コンパクトサイズなので自由に持ち運べ行動範囲も広がる。パパとママはまるで独身時代のように、赤ちゃんを連れながらカフェで過ごすなど、より自由に楽しく子育てを謳歌して欲しい」と日本のユーザーへメッセージをおくりました。
その安全性や使いやすさが世界中のママから支持されているバガブーシリーズですが、「bugaboo ant」の自動車のような流線形デザインやメカニックは、パパの男心をもくすぐること間違いなし。長さを調節できるハンドルバーはパパからも使いやすいと好評だそうです。
写真)お披露目会の後半には、バガブーファンのプレママインフルエンサーが集まりタッチ&トライを開催。
- Baby-mo(ベビモ)
Fujisan.co.jpより