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東京にもある!中村藤吉のパフェを食べに行かなくちゃ!


京都駅を出ると、JR西口改札前のイートパラダイスに、異様に長い列を見かけることがあるかもしれません。老若男女、さらには外国人まで並んでいるのですが、皆のお目当ては中村藤吉本店の京都駅店。なんと待ち時間3時間以上の時もあるのですが、多くの人がここで和スイーツを注文しています。その人気の秘密を考えてみました。

お茶の老舗が運営の本格派

mina(ミーナ) 2019年6月号 (2019年04月20日発売)
Fujisan.co.jpより

『mina』2019年6月号には「週末お出かけ和スイーツ」という記事があります。そこには中村藤吉本店の銀座店が紹介されています。そうなんです、東京でも2017年より営業しているのです。やはり東京でも並んでいますが、京都の比ではありません。私が行った時は閉店近かったからか、30分も待ちませんでした。ただし混んでいる日は早めに受付終了することもあるらしいので注意が必要です。

中村藤吉本店は、京都の有名なお茶の産地である宇治で、1854年から茶商を営んでいる、老舗中の老舗。160年も昔からお茶を扱っていたのですから、席について最初に出されるお茶もびっくりするほど美味しいのです。さらに抹茶味のスイーツは、別格と言えるほどの絶品。行列が途絶えることがないのもうなずけるのです。

インスタ映えする豪華抹茶パフェ

そして多くの人が注文するのが「まるとパフェ」。まるととは、中村藤吉本店の屋号です。パフェにはこの、円の中に十の字が入る紋がドーンと抹茶で描かれていて、女性ひとりで食べきれるか心配になるほどの大迫力。透けて見える中身は深緑や黄緑のグラデーションも美しく、インスタ映えは間違いありません。

中は生茶ゼリーや抹茶アイスや抹茶シフォンなど、これでもかというほどの抹茶づくし。それぞれ味わいが違い、それぞれがものすごく美味しいのですから飽きずに楽しめます。このパフェ、銀座店では1400円もするのですが、躊躇なく注文し、ぺろりと平らげる女性も結構います。一度食べだすと止まらなくなる本物の抹茶味がしみるパフェなのです。

この中村藤吉本店銀座店、夏には1300円のかき氷も販売するのですが、その氷が舌でほろっと溶けるような、びっくりするほどの柔らかさ。これに抹茶シロップをかけていただくのですが、これまたたまらなくあとを引く美味しさなのです。今年の夏は、中村藤吉本店で、老舗の和スイーツを楽しんでみたいですね。

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