実は、筋肉は20歳を過ぎると、次第に衰えていくものなのだそうです。なので、自分で鍛えていく必要があります。といっても、ハードな筋トレでなくても大丈夫。どのような方法で筋肉を「貯めて」いったらいいのかをご紹介します。
スクワットは効果絶大
- MyAge(マイエイジ) 2018 夏号 (2018年07月01日発売)
Fujisan.co.jpより
『MyAge』2018年夏号では「筋肉貯金」をするために効果的な筋トレを紹介している。筋肉は20歳を100とすると、50歳では80、80歳では50にまで減ってしまうそうです。特に下半身は衰えやすいので、鍛える必要があるのだとか。
記事では3分のスクワットを2〜3日に1回行うといい、と書かれているのですが、それだけでいいの!? と拍子抜けしてしまうほどの少なさです。けれど、少しずつでも定期的に筋肉に刺激を与えることで、健康を保つことができるのなら、ありがたいことです。
下半身を鍛える効果
実は、下半身をスクワットで鍛えると、いろいろな効果が期待できます。記事では「立ち上がる、歩く、階段を上る」というような動きがまず楽になると書かれていますが、それだけではありません。
筋肉がつくことで代謝が上がり、代謝が上がることで血流が良くなり、血流が良くなることで全身が温まり、冷えやコリといった慢性的な悩みにも効果が出てくるのだとか。いいことづくめのようなので、チャレンジしてみたいところです。
たんぱく質を忘れずに
また、筋肉を貯めていくためには、筋肉を作るたんぱく質は欠かせません。40代の女性なら、1日に50グラムのたんぱく質が必要です(厚生労働省「日本人の食事摂取基準」による)。たんぱく質を多く含む食品は、肉、魚、卵、チーズ、大豆製品などです。たんぱく質50グラムの場合、鶏モモ肉で言えば約260グラムを食べる必要があり、なかなかの量なので、食事だけで難しい時は、プロティンサプリでたんぱく質を補うこともできます。
せっかく筋トレをしても、たんぱく質がなかったら筋肉が出来ないのですから、しっかり摂っていくことも必要です。ほんの少し気を配るだけで、日々のたんぱく質の量も安定し、筋トレも休まずに続けることができるはず。長い人生、未来の自分がしっかりと自分の足で歩いていけるよう、今から筋肉貯金を心がけ、いざという時のためにも蓄えておきたいものです。