スマートトラッカーのパイオニア「Tile(タイル)」を取り扱う Life360 Inc.と、世界の最新IoTプロダクトやスマート家電を取りそろえるSB C&S株式会社は、新機能を搭載した「Tile」の新モデル「Tile(2024)」を展開し、9月17日(火)にトレテク!ソフトバンクセレクション、Amazon、Yahoo!ショッピング、 楽天市場、全国の家電量販店(一部店舗を除く)で発売。Tile Mate、Tile Slim、Tile S tickerの3種類が同日に発売され、Tile Proは10月上旬発売予定。
カギや財布、カバンといった無くしたくないものにTileをつけておくことで、連携しているTileアプリを操作することで、Tileから音が鳴り物を見つけやすくなる。Bluetooth通信が最後に接続した場所をアプリの地図で確認できることから、大切な物を落としてしまったときも、Tileをつけておくことで物がある場所を把握できる。
新モデルのTileは、従来のTileアプリに加え、位置情報の共有ができるLife360アプリとも連携が可能。Tile本体にはマルチファンクションボタンを搭載されており、Life360アプリと自身のTileを連携しておくと、緊急時にボタンを3回押すことで、指定した連絡先に通知とユーザーの位置情報を届けることができる新機能の「SOS機能」を使うことができる。
他にも、新モデルではBluetooth接続範囲の拡大、より大きな着信音の設定、洗練されたデザインへの改良が施され、さらなる安全性と利便性の向上が期待できる。無くしもの対策だけではなく、親が子どもの位置情報を把握したい場合や緊急時の対応ができるようになっている。
また、Tile MateはEC限定でピンクや水色などのセット「Mate(2024)カラー4個パック」が展開される。4個パックは、家族や友人とのシェア にもぴったりで、セットの中の好みのアイテムを選べる。バッグや水筒など身の回りの持ち物に付けて、ワンポイントとしても差し色としてもファッションとして楽しめる。
今回登場した新モデルの4種はそれぞれサイズや形状が異なる。Tile Mateはキーホール付きのスタンダードモデル。カギやリュックサック、財布などさまざまな物にキーホルダーのように使うことができる。Tile Proはキーホールとして使える最もパワフルなトラッカーで、より大きな音と最も長いBluetooth接続距離を持つ。
Tile Slimはシリーズで最も薄いトラッカーで、厚さは2.5mm。財布、パスポートホルダー、荷物などのちょっとしたスペースに入れておくことができる。Tile Stickerはシリーズで最小・最軽量のトラッカーで、「ステッカー」という名の通り位置情報を把握したい物に貼り付けておける。テレビのリモコンや自転車など、貴重品に簡単に貼り付けて使用可能。
Tileを初めて利用する場合は、まずスマートフォンTileアプリをインストールし、会員登録を行う。次に、手元にあるTileのボタンを起動するとメロディが流れ、Bluetooth通信でアプリと連携できる。Tileとアプリの連携ができればあとは大切な物につけるだけ。
今回はTile Mateをカギにつけて利用してみた。アプリでカギでの利用を設定することで、カギを探すボタンやロケーション履歴の項目が表示される。「探す」ボタンをタップすると、カギにつけているTile Mateから音が出るため、近くにある場合は音を頼りに探すことができる。
電車に乗っているときにロケーション履歴を確認してみると、しっかりと電車が通った経路を履歴が残っていた。無料のBasicプランでも、直近2件のロケーション履歴を確認可能。有料のプレミアムプランだと、Bssicプランの機能に加えて、30日間のロケーション履歴、物を置き忘れたときにスマートアラームが届くなどの機能やサービスが追加される。