2024年7月31日、大阪・梅田に「KITTE大阪」が誕生した。「JPタワー大阪」の地下1階〜地上6階に位置しており、JR大阪駅の改札口直結という一等地に114店舗(7月31日時点では99店舗)がオープン。仕事帰りに立ち寄りたいグルメ横丁や、日本初上陸のレストランなど、話題のお店をピックアップして紹介したい。
気軽に飲める大人の溜まり場「うめよこ」
地下1階には、飲食店が軒を連ねる横丁「うめよこ」が登場。「大人のたまり場」がコンセプトで、立ち飲み屋、アイリッシュパブ、イタリアンや中華のバルなどが並ぶ。ワーカーが気軽にサクッと飲める空間は、大人が集う憩いの場となりそうだ。
沖縄の家庭料理「ポークたまごおにぎり」の人気店「ポーたま」も関西初出店。大阪限定のご当地メニューとして「串カツ」も登場した。玉ねぎ、アスパラ、エビ、自家製紅しょうが、キャベツに加えて、串に刺さった牛モモのカツがサンドされているボリューム満点のリミテッドメニューだ。
そしてなんと、平日午後5〜7時のハッピーアワーでは600円の生ビールが350円でお得に楽しめる。モーニングやランチのイメージが強い「ポーたま」だが、大阪限定メニューはとにかくボリュームがあるので、勤務後の簡単な夜ごはんにもぴったりだろう。
日本初のレストランも
カジュアルな横丁ゾーンだけでなく、うなぎ料理店、串揚げ店、藁焼き鰹たたき店、洋食店、和食居酒屋、フレンチレストランなど、多様なジャンルの飲食店を網羅している。
たとえば、手羽先で有名な「世界の山ちゃん」が大人な雰囲気になった「山 ワンランク上の世界の山ちゃん」が愛知県外で初出店。同店の名物「幻の手羽先」を味わいたい。落ち着いた店内には個室も多く、家族連れや会食にも使えそうだ。
シンガポール発の中華料理店「東賓(ドンパオ)」や、中国発の薬膳料理店「暁長安」といった日本初出店のレストランも上陸。ゆったりと時間が流れる居心地のよい空間で、ハレの日などにも特別な時間が過ごせるだろう。
飲みながら遊べるアミューズメントスポット
エンタメ施設も誕生した。「GiGO(ギーゴ)Arcade Cafe」は、お酒を飲みながら遊べるアミューズメントスポット。まるでスポーツバーのような店内では、飲食を楽しみながらダーツやエアホッケー、シューティングゲームなどで盛り上がれる。食後の二軒目に立ち寄れる場として、おさえておきたい新スポットだ。
さらに、乗馬シミュレーターを体験できる「乗馬倶楽部銀座」も登場。個性的なエンターテインメントが話題となっている。
「鉄道」を散りばめたラグジュアリーホテル
「JPタワー大阪」には、ラグジュアリーホテル「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection」も開業した。この場所が初代大阪駅の地であったことから、鉄道にまつわるアートやデザインが館内のいたるところに散りばめられている。上質な空間やおもてなしを求める人だけでなく、鉄道マニアの心も掴むであろう唯一無二のホテルだ。
「食」を軸にしたホテルならではのダイニング体験にも期待したい。高層階から眺める景色が自慢の鉄板焼レストランや、「豪華列車の食堂車」をコンセプトにしたオールデイダイニング、「駅長室」と書かれた隠し扉の先に広がる秘密のバーなどが揃う。