韓国の大統領も訪れたという言わずと知れた銀座の名店「煉瓦亭」。そこは平日の昼間でも長打の列をなす人気ぶり。銀座に来たなら食べて帰らないわけにはいかない高級オムライスを食べてきました!本当に2600円の価値はあるのでしょうか?
煉瓦亭とは
明治28年、西洋料理店として銀座に創業し、カツレツに代表されるフライものやオムライスやハヤシライスなどの料理を開発。日本で最初に洋食店と呼ばれる様になった店です。
今年の3月には日韓首脳会議の2次会の会場となり、話題にもなりました。今や、銀座の観光名所の1つです。
平日の昼間でも待ち時間は40分~
銀座の街角にひっそりとたたずむ煉瓦亭。煉瓦亭には日本人だけでなく、海外からも多くの人が訪れます。
平日の昼間、お昼時を避けたというのに筆者が訪れた時は10人ほどの列ができていました。
お店の回転率は正直良くはありません。おそらく人でが足りていないのか、平日でも待ち時間は40分程度覚悟しておいたほうがいいでしょう。
あの日にタイムスリップしたかのような店内
いよいよ順番が回ってきて、店内に入ると目の前には階段があり、その階段を上り2階の店内に案内されました。
店内は、昔の名残のある、どこか懐かしさを感じさせる落ち着いた雰囲気。筆者のような一見さん以外にも常連さんらしきお客さんも見受けられました。
なんとオムライスで2600円!?
メニューはオムライス以外にもたくさんあります。カツレツなども有名らしいですが今回は韓国の大統領ユン・ソンニョル氏も食べたとされる2600円のオムライスを注文。オムライス含め、食事の値段は物価高騰の影響を受け、年々値上がりしているそう。今は6月時点ではオムライス2600円です。今後値上がりも予想されます。
オムライスだけで2600円は駆け出しライターの私には高級品。もちろん、サラダやドリンクはついていません。
絵画のようなオムライス
待ちにまったオムライスが、いかにも紳士という言葉が似合うウエイターの手によって運ばれてきました。
2600円のオムライス。オムライスの理想的な楕円形に卵の黄色とケチャップの赤色のコントラストは絵画のよう。
何度も食べたくなる不思議なお味
いざ実食!チキンライスは濃くもなく薄くもなく丁度よく、チキンは食べごたえがあります。ライスを包む卵はふんわりとしていてあっという間に間食してしまいました。
煉瓦亭のオムライスは、まさに我らが理想とするオムライスでありオムライスの原点。毎日食べても飽きがこないような優しい味。どこか懐かしさを感じさせる不思議な気持ちになります。
これは40分並んでも食べる価値はあります。最初は抵抗があったもんも2600円で食べられるこの至福の時間は安いくらいです。
銀座に訪れた際はぜひ「煉瓦亭」に訪れてみてください。一人で気軽に立ち寄るのもよし、デートや家族を連れていくのもよし、どんな姿のあなたも受け入れてくれるのが煉瓦亭です。
店舗情報
煉瓦亭
住所:東京都中央区銀座3-5-16
公式サイト:https://www.ginza.jp/shop/894