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兄弟の絆が「心強い」虎徹三振りが揃う舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼 後藤大&松田岳&竹中凌平 撮り下ろしインタビュー


新作公演として2025年7月~8月上演の舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼より、虎徹兄弟を演じる後藤大さん、松田岳さん、竹中凌平さんの3ショット撮り下ろしインタビューをお届けします。

舞台『刀剣乱舞』(通称、刀ステ)は、2016年5月に「虚伝 燃ゆる本能寺」の上演を皮切りに、再演や小田原城天守閣前で一夜限りで行われた野外公演、そして日本国内で唯一の客席が360度回転する劇場・IHIステージアラウンド東京での公演を含め、これまでシリーズ17作品を上演。

重厚で心打たれるストーリーや、刀剣男士の美麗で個性豊かなヴィジュアルの再現、そして圧倒的熱量の殺陣などで観客を魅了しています。そして劇場動員のみならず、ライブビューイングやライブ配信、Blu-ray/DVDの展開を通して多大な支持を集めています。
また、シリーズを通して様々な伏線が散りばめられ、今後の展開にも非常に注目を集めている作品です。

この度、ついにシリーズ最新作、舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼 が東京・日本青年館ホールにて開幕! 7月~8月にかけ、東京・大阪・福岡にて上演。本作は原案ゲーム【特命調査 天保江戸】を題材に、末満健一氏が脚本・演出を手掛けます。

原案ゲーム同様に水心子正秀 部隊編入ver.と源清麿 部隊編入ver.の2パターンでの上演される本作。

蜂須賀虎徹役の後藤大さん、長曽祢虎徹役の松田岳さん、そして浦島虎徹役の竹中凌平さんに、今作の見どころなどお話を伺いました!

――まず、新作公演に出演が決まった時の想いをお聞かせください。

竹中:僕は今回初出演なので、決まった時は自分が刀剣男士になるんだ、という嬉しさがありました。
同時に先輩方が積み上げてきた、紡いできた歴史だったり、作品を愛してくれるファンの皆様の想いを感じて、ワクワクと重圧とが複雑に絡み合い、でも決まった時は嬉しかったです。

――後藤さんと松田さんは再びの出陣ですね。

松田:七周年感謝祭の時点で士伝公演があることはわかっていたので、先々までずっと長曽祢虎徹を演じさせていただくことをよく考えなくちゃなと思いながら、培ってきたたくさんの感情だったり、ドラマも全部背負って何かやれたらいいなと思ってはいました。でも、凌平ちゃんと同じように、単純に新作が決まって嬉しかったという気持ちが一番大きいかもしれません。

後藤:役者として今まで積み上げてきたものが形になって、やっぱり舞台『刀剣乱舞』という、2.5次元作品の中でも大きなコンテンツに出させていただくこと、そして始まりの五振りの一振りとして、今まで他の刀剣男士の皆さんが作ってきたものを自分がしっかり引き継いでいかなければいけないなと張り詰めた感情もあったんですけど、本当に皆さん温かく感謝祭の時も迎えてくださって。
自信を持って、ちゃんと自分のありのままで役と向き合ってステージに立とうと気合いを入れられたと思います。すごく嬉しかったです。

――今作で虎徹兄弟が揃いましたが、お気持ちはいかがでしたか。

松田:心強いが一番でしたね。刀剣男士の一振りであることももちろん背負わなくちゃいけないことなんですけど、隣に同じ名前の刀剣男士がいるということは、すごく大きな意味を持っていて。兄弟の絆をすごく感じる。
本当に稽古から公演まで、お二人に助けていただくことが多いんだろうなと、今からもう確実に予感していて。

竹中:やっぱり舞台ってみんなで作るものではあるけれど、兄弟という、その中でさらに密な関係になると思いますので。僕は初めての参加で心細い気持ちもあるんですけど、すでに兄弟がいるから心強い感じがしています。

後藤:何よりもやっぱりファンの皆様が心待ちにしてくれていることがすごく大きいと思うので、今までいろんなメディアミックスがされている中でも見せられていない顔は絶対あると思うので、ちゃんと三振りの虎徹が揃った姿をファンの皆様に届けられるように、繊細な部分まで3人で一緒に楽しみながら作り上げていきたいなと思っています。

自分も本公演としては初めてなので、真摯にまずは自分のやるべきことに向き合って、ちゃんと3人で作り上げていけるように、しっかり自分が蜂須賀虎徹と向き合って、そこから兄弟と向き合えるような土台を作っていきたいなと思っています。

――ご自身が考える、それぞれ演じられるキャラクターの印象や、どう捉えているかを教えてください。

竹中:浦島虎徹は、天真爛漫で誰とでも仲良くなるキャラクターですけど、決める時は、すごくカッコよく決めて、そのギャップみたいな部分が彼の魅力かなと思っています。

松田:長曽祢虎徹は、本当に“真っ直ぐあろうとする人”だなと思っていて。“真っ直ぐな人”と“真っ直ぐあろうとする人”は、微妙に違うなと思ったりするんですけど、彼は後者の方かなと。

(虎徹の贋作と言われているため)心に痛みを受けることもあると思うんですけど、でも本当に大事なものが何なのかということも長曽祢虎徹自身も分かっていて、そこの狭間で苦しんだりする姿は、こう言っていいのかわからないですが、とても人間らしいなと思ったりします。
そこをしっかり自分と重ね合わせながら、彼が抱いている苦しみだったりを僕も等身大で苦しみたいなと、そう思わせてくれる刀剣男士だなと思っています。

後藤:今回の作品では蜂須賀虎徹の繊細な内面にも焦点が当てられているので、虎徹の真作が背負う誇りと、増える贋作が皮肉にも虎徹という名前の評価を上げてしまうという現実と向き合っていかなければいけないという、複雑な感情が絡み合った蜂須賀虎徹を見せていきたいなと思っています。

その中で、蜂須賀虎徹が抱える許しがたいもの、揺れる葛藤がちゃんと物語の根底に流れていることがしっかりと見えるように伝えていきたいなと思ってます。真贋の問題を超えて、そこに浮かび上がる存在の本質、そこを取り巻く人の影をちゃんと作っていけるようにしたいなと思います。

――稽古も始まったとのことですが、お互いの印象を教えてください。

竹中:がっくん(松田さん)は、もう青春を共にしてきた(笑)。すごく穏やかで、スタイルもいいし、お兄ちゃん感もある。ずっと共演していた作品がたくさんダンスのある作品で、「ダンスうまっ!」と思っていました。

松田:3人は雰囲気が似ている気がします。

後藤:人って集まるとすごくいろんなことに気を使うじゃないですか。でもこの3人は流れているスピードがすごく心地いいなというか、無理しないでありのままで居られそうな雰囲気。でもちゃんと受け入れてくれる。

松田:同じ空間で別々のことをしている。友達の家に行って、1人は漫画を読んでいて、1人がゲームして、1人は宿題して、みたいなマイペースなイメージ(笑)。なんで集まってるの?みたいな、そんなことができちゃう3人かもしれないですね。

――殺陣稽古はいかがですか?

竹中:僕以外も新しい刀剣男士がいますけど、上手くなってやる!という熱量がすごい。エネルギッシュですね。
そもそも1つの舞台の作品を作るにあたって、大くんは2年前から殺陣稽古をしているし、そういうこと自体があまり今まで経験がないですし、すごく力が入ってるなと感じています。

後藤:2年前から決まっていた作品なので、それまでの準備期間もしっかりと設けていただいてるので、そこはちゃんと自分が今まで向き合ってきたものを見せられるように稽古を励んでいきたいなと思っています。でも何よりも、虎徹兄弟が揃うという安心感がすごくあります(笑)。

やっぱり1人でやっていると僕は黙々と色々考えちゃったり、追われちゃったりするんですけど、こうやって3人とか稽古場でみんなが集まったら、ちゃんとみんなで手を繋いでこの作品を作っていけるようになるんだろうなと、今は楽しみですね。

――また今作は、水心子正秀 部隊編入ver.と源清麿 部隊編入ver.の2パターン上演なんですよね。

後藤:話の大筋は変わらないんですけど、結構違う部分もあって。いろんな背景も変わってくるので、後半の方は割と作り方は変わってくるんだろうなと思っています。

――今作の見せ場、見どころをお願いします。

竹中:虎徹兄弟の絡みもそうですし、僕が見ていいなと思ったのは、浦島虎徹が強い敵を相手にした時に見せ場があるんですけど、そこがとてもいいので、どこかな?とぜひ予想しながら注目していただければと思います。

松田:まず、僕がすごくいいなと思ったのは、今回のタイトル。「真贋見極める眼」ってめちゃくちゃいいタイトルだなと思いました。
今回のテーマとされている、何を真実とするか、どう見極めるか、という部分は、刀剣男士とはまた別に、僕たちが生きる人生においても、その眼がどういうものかを試されるような場面って結構いくつも出てくると思うんです。

僕が長曽祢虎徹だから特にそう思うのかわからないですけど、このテーマをずっと背負わされてるように感じていて。今回はそれをずっと考え続ける旅になりそうだなと思うので、任務が完了した時に、お客様のカーテンコールでその眼がどうなっているのか、またお客様が「真贋見極める眼」をどう感じるのか、すごく楽しみです。

後藤:そもそも日本人が大切にしてきた、万物に命が宿るじゃないですけど、物の全てに命が宿るという、そこの根本的な人としての心、生き方、価値観という、日本人としても、この作品に向き合うことでまた改めて自分が大切にしていきたいものや、モノへの愛だったり、それぞれにちゃんと物語がしっかりある、その尊重し合う大切さだったりを、役とこの作品を通して、人として大きな一歩を踏み出せるような作品だなと思っていて。日本だけでなく、たくさんの海外の方にも観ていただきたい作品だなって。

もちろん若い方にもそうですけど、いろんな人にこの作品に触れていただきたいので、本当に海外公演をやりたい(笑)。
精神的にものすごく大切なことをずっと訴えているじゃないですか。しかもすごくわかりやすく、誰が見ても伝わるように書いていただいてるので、自分としても、より多くの人に届けていきたい。ちゃんと心を大切に、すべてのものと向き合っていく、というメッセージをちゃんと抱えながら演じていきたいと思っています。

――楽しみにしています!ありがとうございました。

【撮影:曽我美芽】

舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼 は7月21日(月・祝)まで日本青年館ホールにて上演中!
その後、7月26日(土)~8月3日(日) 箕面市立文化芸能劇場 大ホール、8月8日(金)~8月11日(月・祝) 久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて上演。

全4回のライブ配信と大千秋楽公演のライブビューイングの開催も決定!

関連記事:
舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼 原案ゲーム同様2パターンで上演中!ライブ配信&ライブビューイングも
https://otajo.jp/118336

動画撮影もOK!キャストと観客がコネクト(繋がる)する「ツキステ。」第7幕『CYBER-DIVE-CONNECTION』動画レポ
https://otajo.jp/75484[リンク]

※Otajoとガジェット通信は姉妹サイトです。

公演情報

舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼
原案 「刀剣乱舞ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
脚本・演出 末満健一
出演 蜂須賀虎徹:後藤 大 長曽祢虎徹:松田 岳 浦島虎徹:竹中凌平 小竜景光:梶田拓希
   石田正宗:湊 丈瑠 水心子正秀:佐藤祐吾 源清麿:岩崎悠雅/
   麟太郎:日暮誠志朗 窪田清音:賀集利樹 鳥居耀蔵:曽世海司/
   水野忠邦:山路和弘 他

日程・劇場 
【東京】7月6日(日)~7月21日(月・祝) 日本青年館ホール
【大阪】7月26日(土)~8月3日(日) 箕面市立文化芸能劇場 大ホール
【福岡】8月8日(金)~8月11日(月・祝) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール

7月12日(土)、8月10日(日)、11日(月・祝)に全4回のライブ配信と、
8月11日(月・祝)12:30大千秋楽公演にライブビューイングの開催が決定!

公演に関するお問合せ https://contact.stage-toukenranbu.jp/
主催 舞台『刀剣乱舞』製作委員会
公式HP https://stage-toukenranbu.jp/ 公式X @stage_touken
刀ステファンサイト https://fc.stage-toukenranbu.jp/
(C)NITRO PLUS・EXNOA LLC/舞台『刀剣乱舞』製作委員会

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