
日本XREALは7月2日、スマホやPCとUSB-Cケーブルで接続して目の前に大画面を表示するARグラスの新製品「XREAL One Pro」を発表しました。同日から予約受付を開始し、2025年7月24日に販売を開始します。
新開発の光学モジュールを採用



従来の「Birdbath」と呼んでいた光学モジュールに代えて新開発の「X Prism」を採用。


薄型軽量の新モジュールは前モデルXREAL Oneと比べて44%軽量化され、視野角(FOV)は50°から57°に広がりました。視野角の広さは、10メートル先に428インチの画面相当と説明しています。装着した際に下からや横からの反射が少なく、より鮮明な映像が楽しめます。明るさは最大700nitsで、リフレッシュレートは最大120Hzと低遅延。
独自チップとBoseチューニングスピーカーを採用

前モデルと同じ「XREAL X1」チップを採用。空間上に画面を固定する3DoF(Degree of Freedom、自由度)表示に対応する他、別売りのカメラモジュール「XREAL Eye」と組み合わせて前後位置も固定する6DoFの表示が可能。機能アップデートにより、サイドスクリーンモードで画面サイズの変更が可能になりました。

Boseと共同でチューニングしたスピーカーを採用。没入感の高い音響効果とノイズリダクションを施し、音質は前モデルより向上しているとのこと。
2サイズが選択可能


価格は8万4980円(税込)。7月23日23時59分までの予約期間に購入すると、「XREAL Hub」が無料で付属する予約特典を提供します。製品は瞳孔間距離(IPD)に合わせて、MとLの2サイズが選択可能。自身に合った視聴体験のために、購入前にIPDの測定を勧めています。
瞳孔間距離測定の情報ページ
https://www.xreal.com/jp/ipd/[リンク]
XR総合展で体験可能


日本XREALは、7月2日から7月4日まで開催中の「XR・メタバース総合展」にブースを出展中。XREAL One Proをいち早く体験できます。