
『グッドナイト・マミー』で容赦のない恐怖を突きつけたヴェロニカ・フランツ&ゼヴリン・フィアラ監督コンビの最新作、『デビルズ・バス』(英題:THE DEVIL’S BATH)が5月23日より公開されることが決定した。
本作で描かれるのは、世界との不和を理由に“この世から消えてしまいたい”と願う女性が、宗教上自死することも許されず、やがて驚くべき行動に出るという陰惨で衝撃的な物語。実際の裁判記録をもとに、宗教とタブーに支配された歴史の暗部にスポットを当てる。

キービジュアルには、主人公のアグネスが横たわる姿と、動物の死体が祭られた小屋が映し出されており、小屋の周辺はアグネスが生きる世界(=村)のいびつさを表現するかのように不気味に歪んでいる。
予告編は、閉鎖的な村に嫁いだアグネスが、村人たちの重圧に耐えかね、次第に追い詰められていくさまを切り取っている。
『デビルズ・バス』
5月23日(金) 新宿武蔵野館 ほか 全国ロードショー
場面写真





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