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Amazonが生成AI搭載のAIアシスタント「Alexa+」を発表


Amazonは、AIアシスタント「Alexa+」を発表し、段階的な展開を計画しています。この新しいアシスタントは、生成AIとLLMを使用して自然な会話を可能にし、サービスを提供します。多様なサービスと連携し、パーソナライズが可能で、ユーザーの意図を理解した行動が行えます。これには、GrubHubやSpotifyなどのアプリ連携、スマートホームデバイスの統合が含まれます。ユーザーの好みや行動を学習しながら、より便利な提案を提供。さらに、ユーザーが指示を出さなくても状況を理解し、スマートデバイスを最適に制御します。PC、モバイルアプリ、メールなどを通じて情報をAlexaに記憶させ、タスクを自動化することも可能。Prime会員はこのサービスを無料で利用できます。

Amazonは2月26日、AIアシスタント「Alexa+(アレクサプラス)」を発表。米国で今後数週間のアーリーアクセス期間を経て、数か月に渡って段階的に展開を開始します。

自然な会話でサービスを提供

生成AIとLLM(大規模言語モデル)により、自然な会話でサービスを提供可能に。考えがまとまっていない状態で話しかけたり、口語表現を使ってもユーザーの意図を理解し、洞察力のあるやりとりが可能になります。

各種サービスと連携しパーソナライズも可能

各種サービスとの連携を実現。米国ではGrubHub、OpenTable、Ticketmaster、Yelp、Thumbtack、Vagaro、Fodor’s、TripAdvisor、Amazon、Whole Foods Market、Uber、Spotify、Apple Music、Pandora、Netflix、Disney+、Hulu、Maxといったサービス、Philips Hue、Roborock、Lutronなどが提供するスマートホームデバイスとの連携が発表されています。

インターネットを自律的にナビゲートして、ユーザーの代わりにタスクを完了するエージェント機能にも対応します。例えば、オーブンを修理する場合に地域の生活関連のサービスを探せるTumbtackから業者を探して修理を手配し、修理が完了したことを通知するまでの一連のタスクを実行可能。

何を購入したか、何を聴いたか、どの動画を観たか、商品の発送先、支払い方法といったユーザーの行動を把握してパーソナライズが可能。ユーザーが重要な日付や事実、食事の好みなどを伝えておくことで、さらに役立つ提案ができるようにになります。

スマートホームを管理

スマートホームデバイスと高度な連携を実現します。1回のリクエストで複数のスマートデバイスを制御したり、音声だけで定型アクションの作成が可能。「寒い」と言えばエアコンの温度を調節したり、「明るすぎる」と言えば照明を暗くするなど、明確な指示がなくてもユーザーの意図をくみとってデバイスを制御します。

Echoデバイスでは、音楽を再生するだけでなく、好きなアーティストやその作品について幅広い会話が楽しめます。Fire TVでは映画やテレビ番組を再生するだけでなく、キャラクターやエピソード、サウンドトラックについて質問したり、会話の中で特定のシーンにジャンプするような操作が可能になります。

学習させてさらに便利に

PCのブラウザやモバイルアプリ、電子メール経由でドキュメント、メール、写真、メッセージを共有して、Alexaに記憶させたり、要約したり、アクションを実行させることができます。音楽ライブのスケジュールの写真を送信してカレンダーに追加させたり、学習資料をアップロードしてAlexaにクイズとして出題させたり、子供の学校からのメールを転送して「早退予定をすべてカレンダーに追加して」「教室でボランティアをする日をリマインドして」と依頼するなどの使い方ができるとのこと。

Prime会員は月額サービスが無料

iOS/Android向けに新たに提供するアプリやAlexa.comのウェブアプリ、Echoデバイスから利用でき、アーリーアクセス期間はEcho Show 8、10、15、21のデバイス所有者を優先して提供することのこと。利用料金は月額19.99ドルで、Amazon Prime会員は無料で利用可能。

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