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『REVENGE リベンジ』のコラリー・ファルジャ監督が手掛ける『サブスタンス』(原題:The Substance)が5月16日より公開。ティザービジュアルと特報映像が解禁された。
ベテラン女優のデミ・ムーアが、“美と若さ”に執着した末に狂気に向かっていく主人公を怪演する本作。ティザーポスターは、ムーア演じる主人公のエリザベスを映しているが、不気味なことに彼女の左目は2つに分離し始めている。
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベスは、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。治療薬を注射するやいなや、エリザベスの背を破って現れたのは、彼女の上位互換体“スー”(マーガレット・クアリー)だった。スーは、若さと美貌、そしてエリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていく。だが、一つの心をシェアするふたりには“一週間ごとに入れ替わらなければならない”という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまう。
監督・脚本を兼任したコラリー・ファルジャは、本作で描かれる主人公の苦しみについて「年齢、体重、からだの輪郭などが、その“理想の”型から外れていく時、世間は、“お前は女としてもう終わりだ”と私たちに宣言します」「これこそが女性の監獄」だと言い、「2024年になってまで、こんなにくだらないことが続いていること自体がちゃんちゃらおかしい。この映画は、“これを吹っ飛ばす時が来た”と宣言しています」と痛快にコメントしている。
本作は、本年度のアカデミー賞において、作品賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の計5部門にノミネートされている。
『サブスタンス』
5月16日(金)全国ロードショー
監督・脚本:コラリー・ファルジャ『REVENGE リベンジ』
出演:デミ・ムーア、マーガレット・クアリー、デニス・クエイド
アメリカ/142分/R-15+ 配給:ギャガ
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