物騒な事件が続き、防犯意識が高まっている昨今。皆さんは自宅の対策ちゃんと出来ていますか? 家電と暮らしにまつわる様々な商品を扱う「エディオン」では様々な防犯グッズを扱っています。
エディオンが提案する、今時の防犯のキーワード「オ・カ・ラ」についてや、おすすめのグッズについて、株式会社エディオン 商品統括部季節商品部部長の櫻井亮二さんにお話を伺いました。
【防犯対策のキーワード「オ・カ・ラ」】
オ(音)音で侵入者を威嚇し、周囲に異常を知らせる
カ(カメラ)人の視線や防犯カメラで侵入者を近寄らせない!
ラ(ライト)夜、家に近づく人を感知して明るく照らす
――エディオンでの防犯グッズの取り扱いは増加傾向にあるのでしょうか?お客様からのお問い合わせなど実感していることはありますか?
取り扱い自体は以前からしていたのですが、ここ最近の強盗事件等の凶悪事件を契機に、需要の高まりを感じています。そこで、売り場を見直して、ワゴン展開や拡張も行っています。緊縛強盗事件と呼ばれるような悪質な事件が立て続けに起こっておりますので、お問い合わせも増えていますね。ご自宅でいうと、戸建てに住まれている方が大半を占めています。世代で言うと50代以上の方の構成比が大きいです。
防犯に限らずですが、メーカーさんの勉強会に行ったり、良い商品について調べることで、お客様の要望に応えていきたいなと思っています。
――櫻井さんが「これは優秀だ!」と思った防犯グッズを教えてください。
「Panasonicの有線テレビドアホンVLX50AHF」はオススメの商品です。これまでのドアホンは3.5インチほどのモニターが主流だったのですが、このモデルは5インチと大きなモニターとなっています。今一番大きいもので7インチのモデルもあるのですが、画面が大きくなったことと、画質が上がったことで録画したデータを鮮明に見ることが出来ます。カメラの機能も広角で、170度まで対応出来ますので、チャイムを鳴らして横に隠れている訪問者の顔もしっかりと確認することが出来ます。
また、スマートフォンと連動していますので、外出先でも応答が出来ることがポイントです。強盗事件の犯人は、犯行前に下見に来ることが多く「この時間は留守だな」といったデータをとっているそうです。そうならない為にも、いつでも応答出来るのは良い機能だと思います。
――防犯対策のキーワード「オ・カ・ラ」も分かりやすくて、3つのポイントで防犯することが大切なのだなと思いました。
「防犯」というのは本当に幅広く、住居だけではなく様々な状況で対策するべきものですから、皆様に親しみを持って覚えていただけるように「オ・カ・ラ」というキーワードを作りました。グッズを揃えていただくことももちろん大切なのですが、防犯“意識”を高めていただくことが一番大切だと思っています。
私は二世帯で生活しているのですが、親が高齢なので、詐欺事件など心配な面がありますよね。なので、電話機も「この会話は録音されています」と音声で自動対応してくれるものを買っています。そうやって「この家はしっかり対策しているな」と思わせることも、防犯の大事な側面では無いかと考えます。
――今日お話を伺っていて、何かが起こってからの対策ももちろんですが、「牽制する」ことの大切さが大きいなと思いました。
外から家を見た時に防犯強化ガラスにしているとか、防犯カメラ、ドアホンがしっかり設置されているという防犯意識の高いお宅は、強盗は避ける傾向にあると思います。それぞれが防犯意識をしっかり持って、安全に生活していただくことを何よりも望みます。気になるグッズがございましたら、いつでも私たちスタッフにご相談でください。
――私もまずは意識を持って、必要なものを揃えていきたいと思います。今日は貴重はお話をありがとうございました!