Googleは8月14日、スマートウォッチ新製品「Pixel Watch 3」を発表。国内でも同日から予約受付を開始し、9月10日に販売を開始します。
2サイズをラインアップして大画面化
シリーズで初めて、従来の41mmに45mmを加えた2サイズをラインアップ。前モデルと比べて狭ベゼルになったことにより、41mmモデルは16%、45mmモデルは40%の大画面化を実現しています。本体はIP68の防水防塵に対応。
ディスプレイの明るさは2倍になり、天気のよい屋外でも見やすくなりました。ディスプレイのリフレッシュレートは1~60Hzで可変で、応答性が向上しています。
バッテリーが長寿命化
45mmモデルでは、前モデルと比べてバッテリー容量が35%増加。バッテリーセーブモードを利用することで、最大36時間のバッテリー持続時間を実現しています。就寝時には自動でおやすみ時間モードになり、電力消費を抑制します。
いずれも急速充電に対応。41mmモデルでは、バッテリーの充電時間の20%短縮を実現しています。
フィットネスの計画・実行・振り返りをサポート
フィットネス関連の機能では、フィットネスの計画・実行・振り返りをサポートする機能を強化。
ウォームアップとクールダウン、目標のペース、心拍数、時間、距離の設定、インターバルルーチンの設定まで、多様なランニングルーチンを作成。ランニング中には、ペースの乱れや心拍数範囲を超えた場合などに音声やハプティクスでリアルタイムに通知してくれます。
ランニング中にはモーション検知や機械学習でフォームをトラッキングすることにより、後から歩調や歩幅、上下動などを詳細に分析して振り返りが可能。スマートフォン用Fitbitアプリのダッシュボードで走った距離、自己記録、ランニングワークアウトなどの詳細な分析を週単位で確認できます。
サブスクリプションサービスの「Fitbit Premium」では、さらにパーソナライズされたルーチンを実現。ランニング、エナジー、最適運動負荷の履歴を基に、ユーザーに合ったランニングメニューを毎日提案します。フォームの分析や、改善方法に関するコンテンツやドリルを受け取ることも可能。
睡眠、安静時の心拍数、心拍変動を測定し、体の回復状況を詳細に反映させることにより、エナジースコアや有酸素運動負荷の追跡が可能に。心臓への負荷を示す有酸素運動負荷は、一日の活動状況やワークアウトルーチンとの関係性を把握するのに役立ちます。エナジースコアに基づいた最適な運動負荷を提示することにより、休息とのバランスの維持、ケガのリスク低減、継続的なレベルアップが可能になります。
PixelやGoogleデバイスとシームレスに連携
Pixelスマートフォンと連携して、カメラを手元から操作したり、レコーダーアプリによる録音や再生、Googleマップへのオフラインでのアクセスが可能。スマートドアベルなどスマートホームデバイスでは、ウォッチ本体からライブビュー、双方向通話が実現します。Google TVのリモコンとして、再生や一時停止、音量アップ、チャンネルの切り替えといった操作も可能。
サイズとカラーで全7モデルをラインアップ
45mmモデルはMatte Black アルミケース/Obsidian アクティブバンド、Polished Silver アルミケース/Porcelain アクティブバンド、Matte Hazel アルミケース/Hazel アクティブバンドの計3色をラインアップ。価格はWi-Fiモデルが5万9800円(税込)、LTEモデルが7万6800円(税込)です。
41mmモデルはMatte Black アルミケース/Obsidian アクティブバンド、Polished Silver アルミケース/Porcelain アクティブバンド、Champagne Gold アルミケース/Hazel アクティブバンド、Polished Silver アルミケース/Rose Quartz アクティブバンドの計4色をラインアップ。価格はWi-Fiモデルが5万2800円(税込)、LTEモデルが6万9800円(税込)です。
Googleストアでは9月2日までに購入すると、45mmモデルで1万2800円分、41mmモデルで1万800円分のストアクレジットをプレゼントするキャンペーンを実施しています。