ZOZOが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR」が大幅リニューアル。自分に似合うファッションジャンルがわかる診断機能や、ARでお試しメイクができるコンテンツを導入した「WEAR by ZOZO」として生まれ変わりました。
気になる新機能をチェックしてみましたよ。
“似合う”がわかるファッションジャンル診断
「自分に似合うファッションがわからない」と悩むユーザーに便利なのが、AIを活用したファッションジャンル診断。
好みのコーディネート画像を5枚以上(最大40枚)選ぶことでAIがユーザーの好みを診断し、12ジャンルの中から最大3ジャンルで構成される円グラフを表示してくれます。
<診断結果の12ジャンル>
「ガーリー」「フェミニン」「ヘルシー」「きれいめ」「マニッシュ」「ナチュラル」「ラフ」「シンプル」「モード」「ポップ・ユニーク」「ストリート」「アウトドア・スポーツ」
実際に試してみたところ、筆者は「割とやんちゃなシンプル」タイプと診断されました。
「ベーシック」「シンプル」といったキーワードは確かに自分の好みに合っていると感じた一方で、「やんちゃ」という意外に思えるワードも含まれていたことに驚き。自分では意識していなかった好みを発見したり、新たなファッションにチャレンジするきっかけになるかもしれません。
WEARには1400万件以上のコーディネートが投稿されており、自身の診断結果画面から好みと近いコーディネートを検索することも可能。自分の好みのファッションを知り、オシャレなユーザーのファッションを真似てみることから始めるのも良さそうです。
“似合う”がわかると購買意欲につながる
ZOZOがユーザー(回答者1万5265人)にアンケートを実施したところ、72.4%の人が毎日のコーディネートに悩みがあると回答。悩みの原因は「コーディネートの組み方・着回し方がわからない(68.5%)」が最も多く、トレンドや体型に関する悩みを大きく上回っています。
ZOZOの完全無料パーソナルスタイリングサービスを体験した結果 「オシャレすぎて笑っちゃう!」 https://t.co/lM2vFZLNwhpic.twitter.com/aVGomytEgo
—ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) December 23, 2022
ZOZOは完全無料のパーソナルスタイリングサービスで自分の“似合う”が見つかるリアル店舗「niaulab(似合うラボ)by ZOZO」をオープンして1年以上が経過。“似合う”を追求してきた結果、「似合うラボ」体験者のZOZOTOWNへの訪問頻度が約1.5倍、ZOZOTOWNでの購入金額が約2倍に増えたことを明かしています。
ユーザーにとって自身に似合うファッションを知ることは高いニーズがあり、同社にとってもポジティブな効果があると考えて、今回のアプリリニューアルにつながったといいます。
ARでお試しメイク体験も
リニューアルしたWEARでは、これまでのファッションコーディネート投稿機能と同様に、コスメアイテムをタグ付けしたメイク画像や動画を投稿することが可能に。
また、自身のフルメイクをARメイクデータとして登録することができるようになりました。
これにより、他のユーザーが登録したフルメイクデータを、ARで自分の顔に乗せて疑似的にお試しメイク体験することも可能です。
リニューアル時点では、80名のインフルエンサーのフルメイクを含む、約500種類のフルメイクをARでお試しできるとしています。