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ピース又吉直樹が春から社会人の大学生たちにエール、無名だったころに訪れた「個性確立のターニングポイント」を明かす


『「自分らしさ再発見」セミナー presented by 肌ウーノプロジェクト』が12月11日に都内で開催された。お笑いコンビ・ピースの又吉直樹がゲスト出演し、春から新社会人になる大学生に「個性確立のターニングポイント」を語った。

セミナーではまずパネルトークが行われた。又吉と若年層就職活動の専門家である株式会社ワンキャリアの寺口浩大(てらぐちこうだい)氏が登壇し、大学4年生23名を前に、又吉は「自分らしさと申しましても“迷い続けている自分らしさ”みたいな感じがあるかもしれませんが、今日はみなさんと一緒に自分らしさについて考えていけたらなと思います」とあいさつ。

Z世代の就活に精通する寺口氏は偶然又吉と同じ髪型だったが、「僕も自分らしさを追求して髪を伸ばしてたら、今日は有名人の方と被ってしまってさっそく自分らしさがなくなってしまいました(笑)」と笑いを誘った。

パネルトークが始まると、メンズビューティケアブランド「uno(ウーノ)」が行った「就活と個性に関する意識調査」の結果が紹介された。同調査によると就活の面接などで強みや個性について背伸びをした、または事実を誇張してしまった経験が「ある」と答えた男性の73.1%が、就活後に「就活でアピールしていた個性」と本当の自分の個性の違いに悩んだ経験があるという実態が浮き彫りになっている。

就活生が本来の個性をアピールすることができなくなってしまっている現状について、寺口氏は、就活生は企業の社風や雰囲気などを知らないまま面接に挑んでいるため“無難な自分”を演じてしまうことを指摘。又吉も、例えば恋人の両親にあいさつに行くときに普段の服装とは違う“無難な服”を選んでしまうのと同じと納得していた。

パネルトーク後半では、又吉が自身の「個性確立のターニングポイント」を紹介する企画が行われた。又吉は「自分を見失うことはよくあったと思います」といい、上京後にアルバイトの面接を何件も受けたものの「元気がない」「声が小さい」「覇気がない」などの理由で全部落とされてしまったことを振り返った。面接に落ちるたびに元気を出そうと努めたものの、「元気がない」自分が元気があるように振る舞っても無理があることを実感したそう。吉本総合芸能学院(NSC、吉本興業の新人タレントらの養成所)に通っていたときも、漫才はテンションをあげて行うものだと思っていたため元気なネタを披露したが講師から「無理してるだろ」と指摘され「見抜かれるものなんだな」と思ったとのこと。

「『芸人とはこうあるべきだ』というレースから離脱して、『アルバイトで働く若者は元気でなければならない』という概念からも離脱して、自分の感じでやろう、これでもいいよと言ってくれる人のもとに行くしかない」と感じたことを明かし、それが大きなターニングポイントだったと述懐した。

ちなみに、相方の綾部祐二は又吉に「お前、自分が持ってる“暗さの潜在能力”を理解してるか? とりあえず、(“暗さのパワー”を引き立たせるために)柄のある服や明るめの色の服を着とけ」とアドバイスし又吉が黒い洋服を着るのを禁止したそう。「綾部さんはちゃんと考えるタイプで、僕はあまり考えられないので。今は綾部さんがアメリカに行かれたんで、黒い服を積極的に着始めています(笑)」と会場を盛り上げた。

イベントでは、又吉がスキンケアに挑戦する企画も行われた。シートマスクを体験した又吉は「めっちゃ気持ちいいですね」と声を弾ませていた。

又吉は「僕の体験で言うと、うまくいかなかったことがいっぱい蓄積されたり、恥をかいたことがいっぱい蓄積されていくとそれが自分の個性になったりすることもあると思います。無駄なことはないと思うので、毎日を楽しく過ごして頂けたらと思います」と学生たちにエールを送った。

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