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Nothingが透明スマホ新モデル「Nothing Phone (2)」を発表 Snapdragon 8+ Gen1搭載のプレミアムモデルながら価格は7万9800円から


Nothing Technologyは7月12日、スマートフォン新製品「Nothing Phone (2)」を発表しました。国内で事前に開催された「Nothing Phone (2) プレブリーフィング」から、スペックや価格など現時点で判明している情報をまとめてご紹介します。

既にTwitterで告知されている通り、前モデル「Nothing Phone (1)」同様の
背面から内部のモジュールが見える透明デザインを採用したスマートフォン。

本体の厚さは1mm薄くなり、さらに背面ガラスの縁が曲面になったことで、手に持った際に薄さを感じる印象に。背面から見える素材のテクスチャーにもこだわり、全体にプレミアム感のあるデザインとなっています。

チップセットはSnapdragon 8+ Gen1を採用し、前モデルと比べてパフォーマンスは80%、電力効率は30%向上。メモリーは8GB/12GB、内蔵ストレージは128GB/256GB/512GBのモデルをラインアップします。ディスプレイは6.7インチOLED(2412×1080)で、省電力で画面を書き換えるLTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide、低温多結晶酸化物)を採用。最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応します。

Nothing Phoneでデザイン上の大きな特徴となっている“Glyph Interface”を搭載。着信や通知の際、背面にライン状に配置されたミニLEDが点灯して、古代の象形文字からインスパイアされた独自のデザインパターンが浮かび上がります。Phone (2)では、前モデルと比べてライトの分割数が増え、より複雑なパターンの発光を可能にしています。

プログレスバーのように光が伸びる表現も可能になり、食事のデリバリー、タクシー配車といった対応アプリで進捗を確認できるビジュアルトラッカーとして利用できます。

Glyphの発光パターンと同期する着信音を自分でカスタマイズできる「Glyph Composer」も搭載。Nothingの出資者でもあるエレクトロニック音楽グループ、Swedish House Mafiaが音源を提供するサウンドパックの提供も予定しています。

さらにGlyph関連では、照度センサーを利用した自動輝度調整、Glyph全体を光らせる「Glyph Torch」が利用できる他、Phone (1)で搭載していた充電メーター、画面を下にして置くと光のみで通知する「Flip to Glyph」といった機能がそのまま利用可能。

ホーム画面は独自のNothing OS 2.0を選択でき、アプリアイコンをモノトーンに統一する「モノクロームモード」、独自のウィジェットを配置してカスタマイズできる「Nothing Widget System」が利用できます。

カメラの強化も重要なトピックです。メインカメラはイメージセンサーにIMX890を採用した500万画素広角と、500万画素の超広角の2眼構成。インカメラはIMX615を採用した3200万画素カメラを搭載します。アドバンスドHDR、動きのある被写体をとらえるAIベースの撮影機能「Motion Capture 2.0」が利用可能。Phone (1)と比べて解像感のある描写を実現しています。

バッテリー容量は4500mAhから4700mAhに、急速充電は33Wから45Wにパワーアップ。15Wのワイヤレス充電、5Wのリバース充電への対応はPhone (1)と同様です。充電ポートはUSB Type-C。クリアパーツを使用したオリジナルのUSB-Cケーブルを同梱します。

本体カラーはダークグレーとホワイトの2色。

価格は、8GB RAMと128GBストレージのモデルが7万9800円(税込)、12GB RAMと256GBストレージのモデルが9万9800円(税込)、12GB RAMと512GBストレージのモデルが10万9800円(税込)です。国内での販売は、2023年7月21日(金)0時からNothing.techで予約受付を開始。一般販売はNothing.techで7月25日(火)から開始します。

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