全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。梅雨も終わりに差し掛かり、真夏日が続く日々。今年もコンビニの冷し麺がアツイ！ 今回はファミリーマートから発売された「頑者監修 冷しつけ麺」をレポートする。
コンビニの冷し麺といえば、セブン-イレブンの“中華そば とみ田”監修の冷しつけ麺が毎年とんでもないクオリティで驚かされているが、今年はファミマの“頑者”監修の冷しつけ麺も負けてはいない。セブンが“とみ田”ならファミマは“頑者”。そんな気合をビシビシ感じる一杯だ。
“頑者”は埼玉県川越市にあるつけ麺の横綱店。いわゆる“濃厚豚骨魚介つけ麺”の名店で、つけ麺好きなら知らない者はいない超有名店である。
ファミマのチルドコーナーにででんと鎮座。只者ではない風格で、食べる前からテンションが上がる。
何より目立つのが、2枚乗った大ぶりの肩ロースチャーシュー。コンビニ麺でここまで大ぶりで立派なチャーシューにはなかなか出会ったことがない。なんとこちらは期間限定で、6月27日（火）～7月10日（月）納品分までのみがチャーシュー2枚入りになっている。
鶏ガラと豚骨ベースの動物系スープと、煮干し・鰹などの魚系スープを合わせた豚骨魚介スープ。
そこに合わせるのが小麦本来の自然な食感と風味を表現した三層麺の極太麺だ。この麺のパワーもいかにも“頑者”だ。
“頑者”ならではの濃密な旨味を演出しながらも、冷やした麺をズルっと食べられるように仕上げていて、喉越しも爽やかに、まさに夏にピッタリの一杯となっている。
これはセブン-イレブンの「とみ田監修濃厚豚骨魚介冷しつけ麺」と真っ向勝負の一杯。ハッキリ言ってどちらもオススメなので、暑い夏はぜひコンビニの冷し麺で乗り切ろう。
(執筆者: 井手隊長)
