cadoは10月25日に発売したスティック型ヘアドライヤー「baton」のメディア向け説明会を開催。開発の背景や製品の特徴について解説しました。
batonは、ノーズを搭載するL字型の一般的なドライヤーとは異なり、リレー競技のバトンのようなスティック形状を採用したドライヤー。バトンを持つように本体を持ち、先端に近い側面の吹き出し口から送風して髪をブローします。
長さ290mm、外径39mmという国際陸上連盟のバトンの規格に近い、長さ277mm、外径38.5mmのコンパクトサイズを実現。重量は約298gと軽量で、持つ腕を上げたままでも疲れにくく、頭頂部や後頭部も楽に乾かすことができます。L字型の製品と比べて、狭い場所に置きやすいのも特徴です。
消費電力は800Wと省電力ながら、約2.0立方メートル/分の大風量。風量は3段階、風温は高温・中温・低温の3段階と、温風と冷風を交互に出す「スタイリング」のモードが選択できます。最高温度は熱すぎない85℃に設定し、髪へのダメージや過乾燥を防ぎます。
美容師へのヒアリングの結果、一般のユーザーはこれまでのL字ドライヤーでは「後ろから前に乾かす」というブローの基本ができていなかったことに着目。後ろから乾かしやすいノーズレスドライヤーにすることで、ドライヤーと髪の理想的な距離である約20cmの距離を実現しています。
吹き出し口にカールブラシを装着することで、カールドライヤーとしても利用できます。
本体カラーはホワイトとシルバーの2色。価格は2万9920円(税込)です。
藤原ヒロシ氏が手掛けるFRGMTとコラボレーションしたブラックモデルは、後日発表を予定しています。