「スター・ウォーズ」オリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』がディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」で独占配信中です。配信が始まるや否や圧倒的な存在感を放っているダース・ベイダー。本作では「シスの復讐」から「新たなる希望」までの空白の期間が描かれているが、これまでにベイダーについて判明した“3つの真実”をご紹介します。
【※以下、第4話「パート4」までのネタバレを含みます】
第4話までにベイダーについて判明したのは、〈1:オビ=ワンへの憎しみが増大していること〉、〈2:オビ=ワンのことを銀河中探し回っていること〉、〈3:憎いオビ=ワンに会ったにも関わらず、殺さなかったこと〉。
ダース・ベイダーといえば、壮大な「スター・ウォーズ」の歴史の中でも伝説といえる存在。ベイダーとオビ=ワンの知られざる物語が描かれることに配信前から期待の声が多く挙がっていた中、早速2話で〈1:オビ=ワンへの憎しみが増大していること〉と〈2:オビ=ワンのことを銀河中探し回っていること〉が明らかに。ベイダーは手下の尋問官リーヴァを使い、自身をこのような姿にしたかつての師であるオビ=ワンのことを憎み、探し回っていました。アナキン・スカイウォーカーがベイダーとして生きていることをリーヴァから告げられたオビ=ワンは一旦その場を逃げ切るも、衝撃の事実に戸惑いを隠せない。そして物語が大きく展開したのは第3話。オビ=ワンの潜む星に直接降り立ったベイダーは、静まり返る街に呼吸音を響かせ、オビ=ワンを引き寄せるために罪なき住民を無差別に痛めつける。そしてついに対面するとオビ=ワンはベイダーに「なんて姿になった」と言い放ち、それに対しベイダーは「お前が作ったのだ、今のこの私を」とファンも大興奮の掛け合いを見せました。
しかしベイダーは憎きオビ=ワンに会ったにも関わらず、その場では殺さなかった。対面した二人はそれぞれ青と赤のライトセーバーを起動させると、「シスの復讐」以来の師弟対決を繰り広げます。オビ=ワンのことを追い詰めたベイダーは「今度はお前が苦しむ番だ、オビ=ワン」とオビ=
ワンを火の中に放り込むも、その場で殺すことはしませんでした。ベイダーを演じているヘイデン・クリステンセンは「彼にとってあの経験はどんなものだったのか、ダース・ベイダーになったというのはどんな感じなのかというのを、今作で僕たちは覗き見ることができる。それがこのシリーズのエキサイティングなところだ。彼の心がどんな状態にあるのかは、『シスの復讐』の最後でわかっている。彼はすっかりベイダーになった。でも、内面にはたくさんの葛藤があるんだ。彼の中にはアナキン・スカイウォーカーとダース・ベイダーがいる。それをどうするのか、彼は自分で解決しなければいけない」と本作のベイダーについて言及しています。
果たしてヘイデンが語るように、ベイダーがオビ=ワンを殺さなかったのは、心のどこかでまだかつての自分と葛藤しているからなのか。22日(水)配信の最終話を目前に期待が高まるばかり。
『オビ=ワン・ケノービ』毎週水曜日16時よりディズニープラスにて独占配信中
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