TwitterやPixivで創作マンガを発表しているイトノコさん(@misokooekaki)の『(元)生徒と先生』。第3話ではカフェで高校時代の先生を振り返るというストーリーになっており、「尊い」「萌える」といった反応が寄せられています。
(元)生徒と先生 pic.twitter.com/OsMuKlzfNR—イトノコ☼ (@misokooekaki) May 6, 2022
「先生、付き合ってみたら、学校の時とイメージ違ったな」という元教え子の彼女。「…そうですよね」という先生ですが、「いつもビシッとして無表情で、全然笑わないし、鉄仮面言われてたよw」と言われて「…自覚あります」とタジタジとなり、「学校だとつい先生モードに…アレが先生として良いワケでは無いでしょうけれども」と言い訳したところで、はっとなります。
「もしかして…そうか…!! 小松さんが好きになってくれたのは、あの僕か…!!」と思った先生、「…もしかしてあっちの僕の方がよかった…?」と聞くと、小松さんは「……どっちも好きですよ」と笑顔で答えます。
「間があったー!!」とショックを受ける先生、「そのうちフラれるのかなコレ。何でもっと早く気付かなかったんだ」と思って頭を抱えて落ち込みます。一方の小松さん、「本当にどっちの先生も大好きだけど、好きになったきっかけが何かって言ったら…」と先生が担任だった高校1年生の頃を思い出して……。
校内に迷い込んだ犬に気付いた先生。それを見ていた小松さんは、すぐに保健所に電話するものだと思ってハラハラしますが、先生が「可愛いですね…。え、もしかして迷子…!? 先生方に心当たり無いか聞いてみましょうか」と話しかけます。普段は見せない表情に「それから気になって仕方なくなっちゃったんだよね…」という小松さん。改めて「好きだよ、先生♡」と身体を寄せるのでした。
続きです pic.twitter.com/0Ce0CFoZKT—イトノコ☼ (@misokooekaki) April 8, 2022
高校3年間ずっと先生に片思いをしていて、卒業で振られた小松さん。2年後に偶然再会して晴れて先生と恋人になったというストーリーですが、イトノコさんは「先生と生徒モノの恋愛マンガが昔から苦手」と話し、「苦手とは言っても、読むと面白いのでいくつも読んできましたが……。先生と生徒として出会ってしまった場合、どんなパターンなら良いと思えるのかな、と自分で考えてみました」とストーリーを生み出したきっかけについて語ります。
「ニヤニヤが止まらない」「きっかけが可愛すぎる」といった声が上がっていたこのマンガ。イトノコさんは「思った以上に先生と生徒というジャンルの人気があるんだなと思いました。たくさんの作品があるので当たり前といえば当たり前なのでしょうが、意外でした」といい、先生に対して「大人としての人間性を褒めていただくようなコメントをいただくこともあり、嬉しかったです。話が進むにつれて先生も可愛いと言って頂けるようになり、これもまた嬉しいです」と話してくれました。
毎週金曜日の16時頃を目標に新作マンガを更新しているというイトノコさん。淡いタッチと繊細な心の機微がマッチした作風はファンならずともチェックしていきたいところです。
※画像はTwitterより
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