焼肉レストラン『牛角』にはたくさんのメニューがありますが、それらのメニューを組み合わせることにより、本来は存在しない料理を生み出すことができます。まさに裏メニューならぬ裏調理。
牛角メニューで作る「卵とじ丼」
筆者が協力したテレビ番組『林修のニッポンドリル』(2022年3月16日放送)にて紹介した、牛角メニューで作る「卵とじ丼」をご紹介したいと思います。これ、思った以上に一品料理として完成度が高い。
卵とじ丼を作るためオーダーする料理
用意するのは、わたあめすき焼きカルビ(税込649円)、ごはん小(税込209円)、ねぎミジン(税込110円)。たったそれだけの料理をオーダーするだけで、おいしい卵とじ丼が作れます。
濃度の濃い甘さがカルビの奥の奥まで浸透
まず、わたあめすき焼きカルビを焼いて普通に食べます。濃度の濃い甘さがカルビの奥の奥まで浸透していて甘美な牛肉の旨味を楽しめます。
次に、わたあめすき焼きカルビについてきた割下(つゆ)と生卵を、わたあめすき焼きカルビの器に注ぎ入れ、グツグツと加熱し、ある程度、固まるまで待ちます。
わたあめが溶けた香ばしい湯気
卵が良い感じに固まったら、それをご飯にのせます。器が熱いかもしれないのでご注意ください。そして卵の上に、ねぎミジンをのせて、卵とじ丼の完成です。
まずは薫りをかいでみてください。わたあめが溶けた香ばしい湯気が立ち昇り、嗅覚と味覚を刺激します。一口食べれば、わたあめ由来の強い甘味と、卵に含まれているカルビの肉汁(旨味エキス)が一気に広がり、まさに甘美なテイストに。
なにより卵とじ丼を作る過程が楽しい
この卵とじ丼ですが、かなり甘く仕上がります。強い甘さとカルビの旨味、そして割下の香ばしさと塩気、どれもパワフル。ある意味、卵とじ丼ではありますが、スイーツに近いものを感じます。
お子さまはきっと大好きなはず。そして、大人が食べても美味。なにより卵とじ丼を作る過程が楽しい。もし牛角に行く機会があれば、卵とじ丼の調理に挑んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、スパイシーな料理を食べつつ卵とじ丼を食べると、おいしさにメリハリが出てテイストが際立ちますよ。
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)