MagDangテクノロジーは、犬型の4足歩行ロボットを自作できるキット「Mini Pupper ミニぷぱ」の応援購入プロジェクトをMakuakeで公開中。完成させるとコントローラーで操作して遊べる他、上級者ならプログラミングして動きをカスタマイズできるキットですが、Makuakeでは初心者向けに組み立て済みの完成版キットもラインアップしています。完成版キットをお借りして触ってみました。
完成品は、片手で持てる子犬サイズ。重さは約500gと、手軽に持ち運びができます。
12個のサーボモーターを搭載し、3自由度の足が4本で全12自由度を持つのが特徴。滑らかな4足歩行や姿勢の変更といった動作を実現しています。
操作にはPlayStation 4用のワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」を使用。「R1」キーを押すと、静止している「レストモード」から、その場で足踏みするような動作をする「トロットモード」に切り替わり、この状態で左スティックを操作すると前進/後退、左右移動が可能になります。トコトコ動く様子はまるで生きているようで、目にしたとたんに愛着が湧いてきます。
@getnewsfeed 犬型の4足歩行ロボットを操作して遊べる自作キット「Mini Pupper ミニぷば」! #ロボット#robotics♬ オリジナル楽曲 –ガジェット通信(公式)
右スティックの左右操作で左右の回転が可能。レストモードで右スティックを左右に操作すると、体をよじるような動作を見せてくれます。右スティックを前後に操作すると、頭を上げたり下げたりして姿勢を変更。
レストモードで十字キーを操作すると、背伸びをしたり伏せの姿勢が可能に。様々な動きを組み合わせて、表現力豊かな動きを楽しめます。
正面のディスプレイに表示される顔は、画像をカスタマイズして変更することもできます。
LiDARモジュールを追加することで家の中をスキャンして部屋の間取りをマッピングしたり、間取りを覚えたら指定した場所へ移動させることもできる他、Raspberry Pi上で動作するROS(RObot Operating System)に自作プログラムを実装して動きをカスタマイズするなど、上級者はより高度なロボティクスを楽しむことが可能。既存のプログラムのコードはGitHubで公開されています。
GitHub –mangdangroboticsclub/QuadrupedRobot at MiniPupper
https://github.com/mangdangroboticsclub/QuadrupedRobot/tree/MiniPupper[リンク]
必要なユニットがすべてそろった組立用キット「コンプリート・キット」は、一般販売予定価格が10万円(税込)。手持ちのRaspberry Pi 4Bとコントローラー、microSDカードを使う人向けの「リサーチ・キット」は一般販売予定価格が8万円(税込)。完成版キットは一般販売予定価格が15万円(税込)。記事執筆時点では、コンプリート・キットで34%OFFの6万5900円(税込)のコース、リサーチ・キットで37%OFFの5万500円(税込)のコース、完成版キットで37%OFFの9万4900円(税込)のコースが公開されています。プロジェクトは2月27日まで公開され、購入者にはコース別で4月末以降に出荷を予定しています。
初心者もプロも楽しめる!自作できるロボット犬『Mini Pupperミニぷぱ』|マクアケ –アタラシイものや体験の応援購入サービス
https://www.makuake.com/project/mini_pupper/