Netflix は、映画『ドント・ルック・アップ』を12 月24 日(金)より独占配信する。本作は『マネー・ショート華麗なる大逆転』(15)でアカデミー賞脚色賞を受賞したアダム・マッケイが監督を務め、レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスをはじめとするハリウッドスターが集結しています。
本作は巨大彗星衝突という地球の危機を発見した天文学者と教え子が、世界の人々にその事実を何とかして伝えようと奔走する、超豪華エンターテインメント作品。ディカプリオやローレンスたちが共通して口にしたのはマッケイ監督節が炸裂したユーモアたっぷりの「脚本」への称賛。監督自身もパンデミックで中断していた撮影を再開したときに、キャストたちの賛同を強く感じ取ったといい、監督は「再開後はこの映画に今まで以上に乗り気になってもらえました。出演陣が笑いを求めていることに気づいたんです。前向きに楽しくする手段を求めていることを実感しました」と語り、キャストたちの物語への共感が本作の実現に結び付いたことを明かしています。
本作で描かれるのは、地球衝突の恐れがある巨大彗星を発見した天文学専攻のミンディ博士(演:レオナルド・ディカプリオ)と、教え子
の大学院生ケイト(演:ジェニファー・ローレンス)が、迫りくる危機を世界中の人に何とか知らせるべく奔走する地球救出劇。“地球滅亡の危機”をテーマにしながらも、ミンディ博士の必死の訴えを全く相手にしようとしないアメリカ大統領との“のれんに腕押し”なやり取りや、テレビ番組で世間に事実を伝えようも司会者に笑い話にされ、挙句の果てに生放送でイジられるなど、真面目なミンディ博士がくせ者
ばかりのキャラクターたちに翻弄される様がコミカルに描かれます。
ディカプリオは、マッケイ監督の重いテーマをユーモアに結び付ける才能を称賛し、「アダムが成し遂げたことは本当に素晴らしいと思います。巨大な彗星が地球に向かってくるというたとえ話を使って、人類がそれに対してどのような反応をするのか、これまでにない手法で表現したんです」とマッケイ監督の手腕を大絶賛。ローレンスも同様に「読んでいて“これだ!”と思うような台本には、なかなか出会えません。厄介でごまかしようのない問題にユーモアと風刺を加えたストーリーを作らせたら、彼に勝る人はいないですね。彼にしかできないことだと思います」と、脚本に惚れ込み、本作へ参加したことを話しています。
マッケイ監督が本作の脚本を書き始めたのはパンデミックが起きる前の2020年。大笑いするような面白さを求めて脚本を練っていたが、パンデミックが発生したあとの世界を経験したことでマッケイ監督の考えに変化が生まれたという。監督は、「ある夜、脚本を読み直して、現実社会に比べたら、当初の脚本は少しドライな印象でした。そこからすべてを見直して、可笑しげな要素を15%増しにしました」と語ります。
監督はパンデミックで経験したことを脚本に反映し、キャストたちも絶賛する地球滅亡の危機から人類を救うためにミンディ博士とケイトが個性的なキャラクターたちに翻弄されながら奔走するユーモアとスリルに満ちた本作を完成させたのです。
世間の目を空に向かせるために必死に駆け回るミンディ博士とケイト。巨大彗星衝突までに残された猶予はたったの6 ヵ月。何一
つ思い通りにいかない地球救出劇は、果たしてどのような結末を迎えるのか、豪華キャストたちが贈る一大エンターテインメントにご注目を!