JTが、吸う人と吸わない人の距離を、喫煙所でつくる「スーシャルディスタンス」キャンペーンの新作として、ゴルゴ13と千鳥大悟を起用したWEB動画CM 「ゴルゴと大悟ルゴ」全5エピソードを11月8日から公開。#1「“2人のG”篇」は、公開されると11月30日までに約1250万回再生と大きな反響を呼んでいる。
▲#1「2人のG」篇より
昨年11月から展開している同キャンペーン」は、〈吸う人にとってはマナーを守ってたばこを愉しむために、吸わない人にとっては望まない煙による迷惑を減らすために〉として、喫煙者と非喫煙者の“スーシャルディスタンス”を保つには喫煙所が役にたつというメッセージを、人気キャラクターやタレントを起用したコンテンツによって訴求するもの。
ともに大の愛煙家であるゴルゴ13(以下「ゴルゴ」)と大悟は、すでに同キャンペーン前作で別々に起用されていたが、今回の「ゴルゴと大悟ルゴ」で初の共演と相成った。大悟は角刈り、眉毛などのメイクや衣装でゴルゴに扮し、声音も渋く“完コピ”する気合いの入れっぷりだ。
▲#2「俺の背後に立つな」篇のワンシーン
それでも大悟らしさは健在で、「俺の背後に立つな」というゴルゴに「おのれが振り返るからじゃろうが!」(#2「俺の背後に立つな」篇)、喫煙所の大切さを語るゴルゴに「そんな顔して、お前セリフが説明的やのう。そんなキャラやたか!?」(#4「スモーカーの心得」篇)などとツッコミを入れたりするほか、逆にゴルゴからもイジられる。例えば「お前岡山出身なのか?」と尋ねられた大悟が「NYじゃ」と応えると、「じゃ……?」とクールにツッコまれ(#3「恋人」篇)、ゴルゴに“スイス銀行に入金しないと、喫煙所が大事な理由を教えない”(#5「雪山にて」篇)とからかわれるなどといった具合だ。
ゴルゴ×大悟が渋い世界観は守りながらも、コミカルに丁々発止のやり取りを繰り広げるこの動画CMには、
「めっちゃ似てるやん」
「ゴルゴにツッコミ入れるの面白い」
など、「思わず笑ってしまった」という声が続出。
「最後まで見入っちゃったわ(笑)」
「YouTubeの広告で初めて吹きました」
「ようつべの広告は嫌いだけどゴルゴと大悟ルゴは普通に面白いと思ってしまったw」
と、思わず引き込まれた人も多く、なかには「おわー! ゴルゴの声中田譲治さんだー!」と、声優・中田譲治さんの声に反応して喜ぶ人たちも。
▲メイキングより
なお、大悟によればこのメイクは相当時間かかったそうで、眉毛の位置もミリ単位で調整したのだとか。起用については「ありがたい」と感謝で、「先頭に立ってタバコを吸ってますからね、僕は!」「みんな応援してくれてます」と言う大悟。
動画を見た人からは、「受動喫煙対策のみならず、タバコの吸殻や空き箱のゴミ拾い負担軽減にもつながれば素敵だな」という声もあったが、実際タバコを吸い続けたいからこそ、マナー遵守や喫煙所の大切さを日々痛感しているのは大悟自身だろう。喫煙キャラを代表し、今後の“スーシャルディスタンス”呼びかけにますます力がこもりそうだ。
【JT CM】ゴルゴと大悟ルゴ「2人のG」篇(YouTube)
https://youtu.be/y7QZpO1XvoY
「スーシャルディスタンス」特設サイト
https://www.jti.co.jp/coexistence/sucialdistance/index.html