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新発見! カップ油そばを湯切りせずに作るとなかなか満足度の高いラーメンになります



以前はカップ麺といえばカップラーメンかカップ焼きそばのほぼ二択でしたが、近年はカップ麺のバリエーションも随分と増えました。カップまぜそば、カップ油そばにカップ冷やしぶっかけうどん、カップ冷やし中華などなど、今後も次々にカップ麺の新ジャンルが開拓されていくことは間違いないでしょう。


そんなカップ麺業界のなかですっかり市民権を得たのは「カップ油そば」ではないでしょうか。


カップ油そばは麺に熱湯を注いで湯切りし、タレを混ぜて食べるというカップ焼きそばと同じスタイルなのですが、これがまた油そばの味付けと親和性が高いのです。


フライ麺特有の油っぽい風味がジャンクな味わいと相性抜群。これまでにいろいろな種類を食べてみましたが、平均点は非常に高いなあと思っています。


カップ油そばをカップラーメンにするとうまい


そんなカップ油そばを作るときに湯切りをせず、タレを入れてラーメンスタイルで食べるとかなり満足度が高くなることが判明したのでご報告です。


カップ焼きそばを作るとき、お湯と一緒にソースもうっかり入れちゃってがっかりしたことはありませんか? あれをあえてカップ油そばでやってみると、油そばのタレにはその名の通り油分がたっぷりと含まれているので、意外といい感じに味がまとまるのですよ。


ただしカップ油そばは大きいサイズで展開されている場合がほとんど。規定量のお湯を注いで作るといい味にまとまるとはいえ薄味になるので、麺がギリギリ浸るくらいの量で作るといいです。味が濃いと感じたらあとから薄めればいいだけですから。


熱湯を注ぎ、規定の時間が経過したらそのままタレを投入し、ふりかけなどをかけたら完成です。


見た目はかなりいい感じのカップラーメンに仕上がりました。油そばのことを汁なしそばと呼んだりもしますが、これは汁あり汁なしそばですね。


カップ油そばをラーメンスタイルで食べると何が素晴らしいのかというと、まずは麺の太さと多さを堪能できるということ。今回使用した明星食品の「ぶぶか油そば」の麺量は、なんとガッツリ130g!


カップ油そばだと麺量130gはそこまで珍しくはないですが、カップラーメンでここまで麺が大盛りで、極太麺を採用しているものなんてないかもしれません。


スープに浸った極太麺をワシワシと大量に食べられるだけで幸せな気分になれます。同じものを食べているはずなのに、お腹が満たされていく感覚は段違い!


そしてカップ油そばのタレは醤油と酢と油をベースに構成されていることが多く、ラーメンスタイルにすると醤油ラーメンと酸辣湯麺の間の子的な味にまとまりがち。普通~にうまいです。


もちろん使用するカップ油そばの種類によって味は変わってきますが、油そばの王道の味付けが施されているものなら失敗することはないでしょう。


しかもこうして食べることで麺本来のほのかな塩味にも気づくことができますし、スープを完飲しなければそのままカップ油そばとして食べるよりも塩分摂取量を抑えられてヘルシー! 


もしマヨネーズがついていたら途中で味変アイテムとして入れるのがおすすめ。味はそのまんまマヨラーメンという感じに変化しますが、これもこれで全然アリ。とにかく麺量の多さを堪能することになるので、きっと役立つことでしょう。


お好みで具を足したり、油そばと同様にラー油や胡椒などで味変してもいいかもしれません。ぜひお試しを!




(執筆者: ノジーマ)

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